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教育専門家に聞く!合格コラム

『授業』を『受験勉強』につなげる

疑問はその場で解決 今こそ必要、「予習・授業・復習」の3点セット

夏休みも終わり、入試本番まで半年を切りました。
この残り少なくなった日々をどう使うかが勝敗の分かれ道ですが、皆さんにはぜひ、学校の授業を大事にする姿勢を貫いてほしいものです。
今回は、学校の授業を中心においた受験勉強の進め方を考えてみます。

同時に進めよう2つの受験勉強

皆さんが志望校合格を確実なものにするためには、これから先、2つの受験勉強を同時に進めて行く必要があります。
一つは、いま授業で習っている内容とこれから習う内容に関する勉強。もう一つは、1・2年生と3年生の夏休み前までに習った内容に関する勉強です。
分量としては、すでに習った内容の方が多く、こちらからの出題が中心になると考えられますが、これから習う内容にも、重要事項がたくさんあります。
したがって、すでに習った内容と、いま習っている内容を同時に強化して行く「二刀流の受験勉強」が求められます。

授業イコール受験勉強の心構え

学校でいま習っている内容と、これから習う内容については、後でもう一度やるというような時間的な余裕がないかもしれません。
ですから、授業をしっかり受け、疑問を残さないようにしましょう。分からないことは、その場で解決してください。復習はその日のうちにやり、いつ本番を迎えても大丈夫というところまで一気に仕上げてしまいましょう。
今後は、授業をそのまま受験勉強に結び付けてしまおうという心構えが必要です。

問題を解くことで弱点を発見する

次に、1・2年生の復習の方法です。
勉強のやり方は一つではありませんから、ここで述べるのは、一つの提案です。すでに自分なりの方法を確立している人は、迷わずそのまま進めてください。
1・2年の復習で大事なのは、「忘れてしまったこと」と、「理解が不十分なところ」の発見です。弱点の発見と言い換えてもいいかもしれません。
弱点の発見は、模擬試験や実力テストと、過去問学習によって行います。
問題を解いてみれば、何を忘れてしまったのか、どこが理解不十分なのかが明らかになります。その部分を重点的に復習してください。
教科書やノートを最初から読み返すという方法も考えられますが、やや時間がかかるので、実際の問題を解くことによって弱点を発見するという方法をすすめます。

受けたテストの活用法

3年生になると、学校の定期テスト(中間や期末)以外にも、さまざまなテストを受けるようになると思います。
これらのテストは必ず保存しておきましょう。入試直前の最終チェックに役立つからです。
外部の模試などを受けた場合、気になるのは得点・順位・偏差値・合否判定などだと思いますが、それだけで終わらせず、もっと有効な利用法を考えてほしいものです。
たとえば、問題ごとの正答率に目を向けるということです。
自分が間違ったり、出来なかったりした問題の正答率はどうなのか。
もし正答率が非常に高かったとしたら、つまり、ほとんどの人が出来た問題だったとしたら、ここでの失点は致命的なものになるかもしれません。逆に、正答率が非常に低かったとしたら、出来なかったのは自分だけではないと、多少は安心できるわけです。もちろん、難関校を受ける人は、そうも言っていられませんが、いずれにしても、入試は競争ですから、他の受験生はどうなのかに注意を払うべきでしょう。
受け終わったテストは、全部保存しておき、入試直前の総復習に利用するといいでしょう。
きれいにファイリングしておくのが理想ですが、大きめの袋などに、とりあえずまとめて入れておけばいいでしょう。