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教育専門家に聞く!合格コラム

「定期考査が大事な理由」

当面の目標に全力投球その繰り返しが実力を伸ばす

長期にわたる受験勉強を乗り切るには、いま目の前にある目標に、その都度全力でぶつかるという考え方が有効です。
学校の定期テストや実力テスト、外部の模擬試験。これら当面の目標に全力投球することで、自然と実力が身についてきます。
今号では、定期考査などに取り組む姿勢について考えてみました。

定期テストの結果は調査書の点数につながる

高校入試の実施時期や方法は、各都道府県で異なっていますが、この点はほぼ全国共通ではないかと考えられるのが、次の2点です。
第一は、「学力検査得点」を重視することです。通常は5教科の試験です。第二は、5教科以外や、その他の活動の結果も見るために「調査書得点」も重視することです。
これ以外に、面接や実技を実施することもありますが、基本になるのはこの二つです。
調査書得点のうち、もっとも大きな割合を占めるのが各教科の評定です。分かりやすく言えば、通知表の「5・4・3・2・1」の成績のことです。
中学校の学期ごとの成績については、多くの教科において、中間や期末など定期テストの結果が重視されます。テストだけで成績が決まるわけではありませんが、大きな割合を占めているのは間違いありません。
ですから、年数回行われる定期テストは、単に通知表の結果を左右するというだけでなく、入試にも直結しているのです。

異なるのは出題範囲だけ

繰り返し受験生に伝えていることですが、定期テストで出される内容と、入試で出される内容には大きな違いはありません。どちらも学校での学習内容を元に問題が作られるからです。
違いがあるとすれば、定期テストでは、出題範囲が限られるのに対し、入試では中学3年間の全範囲から出題されるということくらいです。
したがって、定期テストに備えての勉強は、知らず知らずのうちに、入試に備えての勉強になっているわけです。
定期テストは調査書得点を左右するだけではないのです。

1週間を単位とした効率的勉強法を身につける

今まで計画通り勉強できたことがない人は、実行可能な計画を作ることから始めましょう。
計画と願望は区別しなければなりません。
これくらいできたらいいなというのは願望です。それを計画にしてしまうから実行できないのです。
コツは、「大ざっぱに」、「少なめに」、この2つです。
計画に必要なのは、「時間」と「内容」ですが、あまり細かく決めてしまうと、最初から狂いが生じてしまいます。
たとえば、「何時から何時まで数学、何時から何時まで英語」と決めても、なかなかその通りには行きません。そこで、「今日は最初に数学、次に英語」というように、やや「大ざっぱ」にしておくと、実行しやすくなります。
また、できたらいいなという願望から、多めの計画を作ってしまうと、結局できずに終わりますが、「少なめに」しておけば、実行しやすいし、もしうまく行って、それ以上できれば、充実感を得ることができ、弾みがつきます。
ぜひこの方法を試してみてください。