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教育専門家に聞く!合格コラム

「秋の二大テーマとは」学校選びと実力アップ

同時並行で進めるべき二つのテーマ

夏休みも終わり、入試本番まで半年を切りました。
受験生の皆さんは、秋から二つのテーマに同時並行的に挑まなくてはなりません。
一つは学校選び、もう一つは実力の養成です。この二つを限られた時間の中で、どう進めて行くか。今回はそのことを考えてみます。

どっちが先?いや、同時並行です

学校選びと実力養成。受験生の皆さんは、この二つを同時並行的に進めて行かなくてはなりません。
学校を決めてから実力養成を図るのでもなく、実力養成してから学校を決めるのでもなく、両方を同時に進めるのです。
実力養成に時間がかかるのは誰が考えても分かることですが、学校選びの方も、あちこちのフェアに参加したり、各校の説明会や相談会に参加する必要がありますから、結構時間がかかります。個人差はありますが、年末ぐらいまでは、この二つを常に頭におきながら日々の学校生活を続けることになるでしょう。

授業即受験勉強の心構え

入試問題は、どの教科も1年生から3年生までの各分野から満遍なく出されます。
全体的に見れば、すでに習った内容の方が多くなると考えられますが、これから習う内容にも重要事項がたくさんあります。
そこで大事なのは、「授業即受験勉強」という心構えです。
これから習う内容に関しては、あとでもう一度やる時間的余裕がありません。あったとしても僅かです。ですから、その場で理解し、すぐに復習し練習問題に挑むという形をとらなければなりません。これが「授業即受験勉強」の意味です。

問題を解けば弱点が見えてくる

教科書やノートを読み返すことも受験勉強の一つですが、これから先、もっとも時間をかけなければいけないのが問題演習です。これには過去問演習も含まれます。
1・2年の分野の中には忘れてしまったことや、理解が不十分だったところがあるはずです。それを確かめるのに一番いい方法が問題演習です。実際に問題を解いてみれば、どこを忘れてしまったのか、どこが理解不十分だったのかが分かります。
弱点の発見は、模擬試験や実力テストでもできますが、それらは回数が限られています。たまたま自分が弱点だったところが出れば、すぐに見つかりますが、得意な分野ばかり出るケースもあるわけです。したがって、弱点発見を模試だけに頼るのは危険なことなのです。

土日は学校選びのために

学校選びの話に移ります。
フェアや説明会・個別相談会などは主に土日祝日に行われます。
休日は、受験勉強の稼ぎ時でもあるので、時間の割り振りが難しいのですが、一生に一度の選択ですから、納得行くまで学校を訪問し、自分はここだと確信を持てるまで行動しましょう。
一度決めた学校は変えてはいけないと思っている人もいるようですが、場合によりけりです。たしかに初志を貫くことも立派ですが、実力が向上してくれば、もうワンランク上に挑戦しようかとなるかもしれないし、その逆の事態が起こるかもしれないのです。
3年生の9月ですから、志望校を聞かれて、「分かりません」では困ります。いずれ変わっても構いませんから、聞かれたら、とりあえず学校名が答えられる程度にはしておいてほしいものです。

文化祭もチャンス

この時期、多くの学校で文化祭が開かれます。それ自体は、特に受験生のために行われるものではありませんが、学校の雰囲気を知るには大変いい機会です。
開催日が重なることもあり、それほど多くの学校を訪れることはできないかもしれませんが、この秋の計画の中に入れておきましょう。文化祭の雰囲気を見て、最終的にその学校に決めたという先輩も少なくありません。