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教育専門家に聞く!合格コラム

「時間を活用する」

まず勉強時間を増やそう

無駄を省き効率化できれば万全
暑くもなく寒くもなく、受験勉強に最適なシーズンです。
そんな今ですから、とにかく勉強時間を増やすことを考えましょう。
それが出来たら今度は無駄を徹底的に省き、効率の良い勉強を目指すことにしましょう。
今回は、勉強の量と質がテーマです。

合格を勝ち取った人は勉強量が多い

勉強は量より質であるという考え方があります。ただダラダラと長時間やるより、短時間でビシッと引き締まった勉強をしたほうがいいのは確かです。
しかし、ともすれば勉強しない言い訳に使われがちなのが、この「量より質」という言い方なのです。
いろいろ調べてみると、合格を勝ち取った先輩たちは、やはりたくさん勉強しています。
質の高い勉強を目指すのは悪いことではありません。ぜひ、そうしてください。ただし、勉強をしない理由にしないことが大切です。

勉強の量を時間以外の尺度で測れないか

ところで、勉強の量ということですが、その量はどうやって測ればいいのでしょう。重さや長さの単位では測れません。
一番分かりやすいのは時間という単位を用いることです。ただ、よく考えてみると、それだけではありません。問題を何問やったとか、教科書を何ページ読んだとか、そういった方法でも量を表すことができます。
合格に必要な学力をつけるには、もしかしたら勉強の量を時間で表す考え方よりも、解いた問題数や読んだページ数、覚えた単語数といった別の尺度で考えてみるほうがいいかもしれません。

やるべき内容がMAXの時間に収まるか

ここで述べている勉強とは主に家での勉強のことですが、どれだけできるかは個人差があります。
塾に行っている人がいれば、行ってない人もいます。まだ現役で部活を続けている人もいるかもしれません。それぞれ条件が異なるのです。
そこで皆さんには、まず今の自分が置かれた環境でMAX(最大限)どれくらいの時間を確保できるかを考えてもらいたいと思います。ここはとりあえず時間という尺度で考えるしかありません。
次に、勉強の内容です。何をどれくらい覚えなければならないか、問題をどれくらい解かなければならないかということです。分かりづらいとは思いますが、がんばって考えてみましょう。
さあ、そこまで行ったら、それを先ほどのMAX(最大限)の時間の中に当てはめてみましょう。どうですか? ちゃんと収まりそうですか。

時間短縮だけが質を高める方法ではない

もし収まらない場合、そこからは勉強の質を考えてみなければなりません。
ここでもすぐに思い浮かぶのは時間です。同じ内容をもっと短い時間でできないか。そのように考えます。
それも間違いではありません。しかし、質を高める方法は、時間短縮だけではありません。
たとえば、時間帯を変えるという方法があります。同じ1時間でも深夜の1時間と早朝の1時間では、やれる内容に違いが出る可能性があります。また、場所を変えてみるという方法も考えられます。学校の放課後の教室なのか、塾の自習室なのか、自分の勉強部屋なのか。このように場所を変えることで質に変化が出てくる可能性があります。さらに、まとめてやるか、小刻みにやるかでも質に違いが出てくるでしょう。
繰り返しますが、質を高めるというのは、単に時間短縮を図ると言うだけではないのです。

時間という概念だけにとらわれない考え方

残された日々を悔いなく過ごすためには、勉強の量と質を同時に考えなくてはならないのは当然ですが、ここまで述べてきたように、時間という概念ばかりにとらわれると、いいアイディアが浮かんできません。
発想を柔らかくして、量と質が両立できる自分なりの方法を見つけてほしいものです。