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教育専門家に聞く!合格コラム

「この夏、伸ばしたい人のために」 

夏に勝つ人、負ける人 その差は自分コントロールが出来るかどうかだ

受験生にとって夏(休み)がどれだけ大事か。
言い尽くされた感もありますが、それでもあえてもう一度言っておかなければなりません。
学校が休みであることをプラスに出来る人、逆にマイナスになってしまう人。
その違いはどこにあるかを考えてみます。

自分コントロール力が試される

夏休みは大いに勉強して実力を一気に伸ばそう。 
そう、その心意気です。しかし、学校(の授業)がないので強制力が働きません。いつやるか、何をやるか、全部自由です。学校は1コマ50分で、時間が来ればその授業は終了ですが、やりたい人は90分でも120分でも続けられるのが夏休みです。逆に20分、30分で止めてしまっても誰からも注意は受けません。
自分で計画を立ててそれを実行できる人と、計画もいい加減な上、それさえも実行できない人の間には、はてしなく大きな差が生じてしまいます。 
昔からよく「夏を制する者は受験を制す」と言われますが、たしかに自分で自分をコントロールできる人と、できない人の差がはっきり分かれるので、夏の勝者がそのまま受験の勝者というのも分かります。

必ず計画は立て、必要に応じて修正する

計画を立てても、どうせその通りにはできないから最初から立てないという人がいますが、それは違います。
計画は必ず立てましょう。そして必要があれば途中で修正しましょう。もっとやれると思ったら、やる内容を増やします。これを計画の「上方修正」と言います。逆に少しやる内容が多すぎて予定通り進まないと思ったら、やる内容を減らします。これを計画の「下方修正」と言います。
計画は一度立てたら、絶対のその通りでなくてはならないというものではありません。修正を繰り返しながら、目標に近づけて行くことが大事なのです。
修正するときは、なぜ最初の計画通りに行かなかったかを考えましょう。理由が必ずあるはずです。これを計画の「検証」と言います。うまく行かなかったから立て直すというだけではダメなのです。

日課表を作るのは計画ではない

夏休みの計画と言うと、何時に起きて、何時から何時まで勉強してと、日課のことを思い浮かべる人がいるかもしれませんが、ここで言っているのはそれではありません。
たとえば、夏休みの大きな目標を「苦手な英語の克服」と定めたとしましょう。
ではその目標の下で「語い力(単語力)」をつけていくのか、「文法力」をつけていくのか、「長文読解力」をつけていくのかと考えます。
そして、具体的な方法として、どの参考書を使うのか、どの問題集を使うのか、さらには1日何ページくらいのペースで、夏休みトータルで、どのくらい進めるのかと考えます。