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受験用語解説

設置者(せっちしゃ)

設置及び運営主体こと。例えば、東京都が設置者なら『都立』となる。高校は設置者により、所管される自治体や行政府が異なる。設置者により『国立』『都立』『県立』『市立』『町立』『村立』『組合立』『学校法人立=私立』『株式会社立』などがある。

全日制課程(ぜんにちせいかてい)

午前から午後にかけて勉強する、課程中で最も多くを占める通常の課程。

定時制課程(ていじせいかてい)

午後から、あるいは夜間に勉強する課程。ただし、午前中から勉強するタイプの定時制もある=多部制高校。

多部制(たぶせい)

新しいタイプの定時制高校。都県により名称は異なるが、2〜3部制(3部制の場合:午前、午後、夜間)で区分され勉強する単位制高校。学ぶ側の多様なニーズに合わせた設置を目的としている=支援教育。
多部制・単位制の公立高校の名称例としては:
東京都『チャレンジスクール』
埼玉県『パレットスクール』
神奈川県『単位制フレキシブルスクール』
茨城県『フレックススクール』『定時制(単位制)』
栃木県『フレックス・ハイスクール』
群馬県『フレックススクール』

公立高校その他支援教育(こうりつこうこうそのたしえんきょういく)

潜在的な力はありながら、今はまだその能力が発揮されていない生徒を、きめ細かい指導で支援する。
東京都『エンカレッジスクール』※選抜に学力検査は行なわれない
神奈川県『クリエイティブスクール』※選抜に学力検査は行なわれない
学ぶ意欲はありながら、通学が困難な生徒を支援。
東京都『トライネットスクール』

単位制(たんいせい)

通年の学習時間数で、科目ごとに予め取得できる単位数が決められている。必修科目などの単位数を含む必要単位数取得で卒業の判定をする高校が多い。学年ごとの教育内容に区分は設けられていない。すなわち、学年による科目選択の制限がないということ。

学年制(がくねんせい)

学年ごとの教育課程区分に定められた学修を積み重ねていく。高校のほとんどは学年制と単位制を併用している。

通信制課程(つうしんせいかてい)

毎日、高校に登校しなくとも、週のうち決まった日数を指定場所に通い、面接指導を受ける。その他は自宅などで勉強し、添削指導のためのレポート等を提出、一定範囲終了後に試験を受け、その科目の単位を取得するのが一般的。定められた単位数の取得が卒業の条件となる。生徒の地域的な募集範囲により、狭域通信制、広域通信制に分けられている。

学期(がっき)

学期とは学習期間の区切りのことで、通常、学期末には期末考査などの試験がある。3学期制のところがほとんどだが、2学期制(2期制、セメスター制ともいう)を採用している高校もある。授業時間などの確保、試験準備や評定作業などの事務を軽減することで、教員の授業への注力を支援するなどの目的があるとみられる。

普通科(ふつうか)

幅広い分野の基礎を学ぶことのできる学科。国語・数学・地理歴史・公民・理科・外国語・保健体育・芸術・家庭・情報などの教科を学ぶ。また、専門性の高い教育分野の教育課程を設置するところもあり、普通科○○コースとしているところもある。普通科は一般的には、大学進学の際も、進路選択の幅が広い高校として考えられている。

総合学科(そうごうがっか)

普通教育に専門教育が加わり、生徒が選択履修を行う学科。生徒が科目選択のできる単位制であることや、必修科目なども定めがある。将来の職業選択を視野に入れた、キャリア教育などにも力を注いでいる。

専門学科(せんもんがっか)

正しくは「専門教育を主とする学科」である。工業・電気・商業・農業科など、将来目指す職業に直結するものや、理数・外国語・体育・音楽科などのように普通教育以上に深く学び、その上の大学進学選択を視野に入れられるものもある。

指定重点校(していじゅうてんこう)

 各都県教育委員会が目指す目的を実現するため、実践校を指定する。
例えば下記は、
「指導体制をより充実させ、進学実績のさらなる向上に重点をおく」指定校の名称
東京都 『進学指導重点校』
埼玉県 『進学指導重点推進校』
神奈川県『学力向上進学重点校』
千葉県 『進学指導重点校』
茨城県 『大学進学ジャンプアップスクール』
※他にもさまざまタイプの目的ごとの指定校がある。また、指定学校も年度毎に変更する場合もある。

スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH=えす・えす・えいち)

平成14年度からスタートした、文部科学省の「将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理数系教育に重点を置いた研究開発を行う」事業。公立、私立高校の別なく、高校側の応募に基づき審査後、原則、5年間、指定される。平成24年度では、新規と既存校合わせて全国で175校が指定を受けている。また、「理数系教育の中核としての機能の強化を図るため」追加で支援される高校もあり、「コアSSH」(コア・エス・エス・エイチ)と呼ばれる。
文部科学省

スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SERHI=せるはい)

平成14年〜21年まで、文部科学省が「英語教育を重点的に行う高等学校等」を指定し、英語教育を重視したカリキュラムの開発、大学や中学校等との連携方策等についての実践研究を行う事業。原則3年間指定で、8年間で延べ169校が、公私の別では約公立7:私立3の割合で指定された。現在は「英語教育改善のための調査研究事業」(平成21年度実施)の高等学校における調査研究の研究課題に継承、と発表している。新事業の平成21年度指定校は43校。
文部科学省

学区制(がっくせい)

公立の全日制普通科の選抜では、受験生と保護者等の所在地で、学区が決まり、受験機会のある公立高校も決まる。ただし、住んでいる県または都を、全部で1学区とみなし、すべての高校への受験機会を与えているところも多くなってきた。現在、『全県(都)一区』としているのは、東京都、埼玉県、神奈川県、茨城県、群馬県で、この都県内の高校へは、同じ都県内に住んでいれば、どこでも受験できる。専門学科には、地域による入学制限はもともとない。なお、千葉県や栃木県の学区制も、隣接学区等の受験も条件付きで認めている。ただし、市立高校では、制限をしているところもある。また、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県は、他県からの受験もできる場合もある。→【隣接県の隣接学区からの出願】受験Q&Aへ

合同進学相談会(ごうどうしんがくそうだんかい)

 複数の高校が集まり開催される進学相談会。受験生や保護者にとっては、一度に多くの高校から話を聞くことができ、学校案内などの資料を入手できる。高校を比較検討する上で、多くの情報を集めることができる催事だ。高校のことなどまるでわからない、志望校がまだ決まっていない、といった受験勉強スタートの早い時期に、会場内の沢山の受験生から刺激を受け、勉強への熱意が高まることも多いようだ。埼玉県で毎年、夏に行われる『彩の国進学フェア』は、出展する高校数や受験生などの来場者数が、全国最大級の進学相談会である。
彩の国進学フェア

自治体や公団体及び教育関連企業が、実施するものは、大きくは都県単位で、中規模では市や区、学区などの単位でなされることが多い。ただし、実際の相談会の主催者や企業により、公立のみ、私立のみであったり、公私合同であったり、タイプはいろいろある。なお、実施時期が秋以降になると、個別相談の色合いが強くなるようだ。公立・私立含めた、高校任意の集まりの相談会では、公立、私立別や公立・私立合同で地域毎や特徴別、例えば男子校、女子校、キリスト教学校だけを集めた相談会もある。
相談会イベント一覧

入試相談(にゅうしそうだん)

 埼玉県以外で行われている、11月〜12月に中学校の先生と各私立高校の入試担当者が相談すること。『事前相談』とも呼ばれる。受験生の成績や評定などを、志望高校側の選考基準と照らして、主に『推薦入試』合格の可能性について話し合う機会である。埼玉県では、秋〜12月にかけて、保護者や受験生が直接、志望する私立高校に成績などを持参して、合格の可能性について相談を行う。