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私学の入試要項が出そろった 学校説明会、個別相談に行こう

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現高校1年生が大学入試を迎える時、大学入試改革が実行される。まだ、決定されていないことも多いが、大方針に向けて、舵を切る私立高校は、増加しているようだ。
県内私学の入試変化では、前年に引き続き、インターネットによる出願を導入する学校が増加していること、前期日程の募集割合が増加していることなどに注意が必要だ。
コースの新設や改編も要チェックとなる。

大学入試改革に対応した教育の変化が
現中学3年生は、大学入試改革の2期生となる。
このため、大学入試の改革を視野に、教育改革を発表する学校が増加している。グローバル教育(※1)やアクティブラーニング(※2)型授業、ICT教育(※3)の導入などだ。
希望する学校の説明会へ参加し、入試制度や基準だけでなく、授業時間や教育の特色などを聞き取ることが必要となろう。
※1国際的な視野を育む教育。
※2教師による一方的な授業だけでなく、生徒参加型授業を指す。
※3コンピューターやインターネットなどの情報通信技術を活用して行う教育。

9月上旬に、県教育庁より、平成31年度入学者選抜実施要項と各校の募集定員、並びに検査の内容等が発表された。
公立高校の入試に大きな変化はない。
公立希望者は、前期選抜から入試に臨み、発表されている選抜内容で受験することになる。
前年の全日制課程の実質倍率は1・76倍。
後期選抜は1・45倍となった。受験生が立ち向かわなければならないのが「前期の高倍率」であり、「前期で失敗した場合に後期」いう、長期間にわたる緊張になる。
強い意志で入試に臨むことは無論だが、健康を維持することが重要となるだろう。
前期は高倍率が続く。
公立志望の人こそ、併願で私立高校の合格をしておくことが、自信を持って受験本番に臨むためには必須だ。

志望する私立高校の入試変化に注意
平成31年度の県内私立高校では、前期選抜《1月17日開始》と後期選抜《2月5日開始》の入試期間を設けている。
しかし、前期募集のみで、後期日程の入試を実施しない学校や、後期は募集定員を若干名としている学校が多いことに注意が必要だ。私立高校の入試は、公立の入試変化に伴って、前期選抜中心に移行している。
前年度では、八千代松陰、国府台女子学院、東京学館浦安、西武台千葉成田の各校が後期募集を取りやめ、31年度でも安房西が前期のみの入試となる。
後期は、前期より大幅に募集人員を減らす学校が多いようだ。
県内私立高校では、学科・コースの改編や新設を行う学校がある。
8月下旬までにまとめた、県内私立高校の平成31年度入試変更点より主な変更点をみる。
まだ調査中のため、必ず該当の学校の入試情報を確認してほしい。

■学科・コースの変更
○聖徳大附属女子(松戸市)→普通科のコースを、特進→S探求コースへ、進学→LA(ランゲージアーツ)コースへ再編。

◆前年度の変更点(参考)
○ 東葉(船橋市)→特進クラス新設。
○ 東京学館船橋(船橋市)→情報処理科を情報ビジネス科へ再編。
○ 東京学館浦安(浦安市)→S・A・B・国際・体育の5コースを特別進学・総合進学・国際教養・スポーツ進学の4コースに再編。
  特進と総進に選抜クラス設置。
○麗澤(柏市)→特進、文理コースを叡智スーパー特進、叡智特選の2コースに再編。

また出願をインターネットからとする学校が増加しており、31年度では、県内私立の7割を超える。
受験生は、インターネットを使える環境を確保する必要がありそうだ。

私学独特の入試制度や基準を調べておこう
31年度入試に向けて、私立高校の学校説明会が佳境に入っている。
これらの説明会では、各コースの内容、教育課程などはもちろん、入試の種類や基準などの詳細な情報を得られる。
さらに、その後に実施される個別相談では「合格の可能性」などを知ることができる。
入試制度を調べ、知ることが私立高校受験の合格の秘訣となるはずだ。