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平成29年3月 県内中学・高校卒業生の進路状況

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高校等への進学率は、過去最高の98.9%
県教育庁は、8月下旬に平成28年3月に県内国・公・私立中学、及び高校の卒業生の進路状況の速報をまとめた。
県内の中学校卒業生の高校等への進学率は、過去最高の98.9%となっていた。
一方、高校卒業生の大学・短大等への現役進学率は、55.7%となった。
先輩たちの進路決定を参考にして、将来を見据え、目標を持って、志望校を選択してほしい。

大学入試改革や社会の変化に対応した動きも
今春の県内の国・公・私立中学の卒業生総数は、5万5188人、前年の卒業生から237人減少した。うち5万4556人、卒業生98.9%が高校等へ進学した。前年に引き続き、過去最高となっていた。
一方、就職した者は、129人(就職進学者を含む)と前年より6人増加した。 
全国では、約116万人が卒業し、高校等への進学率は98.8%となっている。

大学・短大への進学率も過去最高を更新
今春の県内高校卒業生の進路状況(速報)によると、国・公・私立高校卒業生4万9331人に対して、大学・短大等への進学者(現役・通信制を含む)は、2万7466人で55.7%となっていた。前年の56.1%より0・4%下降したが前年に次ぐ過去2番目の進学率となっている。
専修学校等への進学者は、17.8%、専修学校・一般課程6.0%などで、進学準備(いわゆる浪人)や専門学校等への進学者を含めると高校卒業生の進学率は、8割を超える。
一方、就職者は13.8%と前年と同じだった。
大学・短大等への現役進学率では、男子54.7、女子56.7%と女子が上回っていた。
また、卒業生に対する比率では、全国平均の54.7%より高い。
大変な高学歴社会となっているともいえよう。
また、今年の受験生が迎える大学入試から、入試改革が実施され、仕組みや求める学力等が変わることが決定している。
中学3年生は、これまでより将来の進路を考えた上で、志望校選択をすることが必要となる。
高校への進学は、皆さんの最終目的ではない。目的に到達するためのひとつの過程に過ぎないだろう。自分を伸ばしてくれると確信を持てる学校を選択してほしい。

県内私立入学者への授業料補助金も視野に
3年前に、公立高校の進学者への「無償化」と私立高校に対する「就学支援金」が改訂された。
公立高校無償化については、世帯年収がおよそ910万円という限度額が設けられ、それ以上では、授業料が発生する。
県内私立高校の生徒については、限度額は同じだが、およそ910万円までは、これまでと同額の11万8800円。およそ640万円以下では、国と併せ授業料の2/3が助成される。350万未満では、授業料全額が助成される。(世帯年収は目安。住民税により決定。詳細は、各私立高校まで)
授業料が「安い公立、高い私学」というこれまでの評価が大きく変わってきている。
志望校の決定の時期になったが、公立だけではなく、私立高校進学者に対しての県の支援も厚い。
学費にこだわらない学校選択ができるようになってきているのだ。

過去問を解いて、対策をたてる時期がきた
大学入試改革では「グローバル」を合言葉に、「思考力・判断力・表現力」を重視し、「コミュニケーション能力」、「問題解決能力」などを問うという大方針が発表されている。
読み取ること、聞き取ること、それを基に考えること、自分の言葉で書くこと、さらに「読む、聞く、書く、話す」という英語力が求められる。
現在の公立高校の入試も、新しい教育に合わせた入試選抜に移行してきているということだ。
学力検査では、考えさせる問題、表現する問題が工夫され、出題される。
入試で重視される内容が変わったのだから、勉強の仕方も、単に言葉や事象を覚えるのではなく、内容を理解し、自分の言葉で組み立てられるようにしておく必要があろう。
失敗が許されない入試だからこそ、過去の入試問題を解き、出題や解答方法などを知り、対策することが重要であり、その時期が来ているともいえよう。