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県立高校改革実施計画スタート!

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すでに県立高校改革が始まっている。Ⅰ期の再編・統合では、10校が新しく6校になる。その中で来年度、三浦臨海と平塚農業初声分校が統合して新校になる。他の5組校のほとんどは、現行の高校に入学して32年度(三年次)から新校となる。ただ、統合予定校の磯子、横須賀明光(国際)、相模原青陵での募集はない。
今年度の大きな変化は、総合学科4校が単位制の普通科や専門学科となったことだ。Ⅰ期終了後には、総合学科は全県で市立を含め12校(全定)に減り、単位制普通科(全定)は増えることになる。また、普通科専門コースはなくなり学校全体の特色とする学校や専門学科へ改編が進んだ。
中学までに持てる力を十分に発揮できなかった生徒を積極的に受け入れるクリエイティブスクールも全県で5校になった。

公立高校入試「選考基準」発表される
神奈川県教育委員会は来春の公立高校各校の選考基準を発表した。全日制普通科(クリエイティブスクールを除く)の一次選考の評定と学力検査等の比率で百合丘、小田原、磯子工業の三校が昨年度と異なる基準を示した。調査書・学力検査・面接の比率組み合わせで「6・2・2」はなくなり、「4・4・2」が102校で全体の52.5%を占める。重点化では、柏陽と藤沢工科が廃止、氷取沢、海洋科学、市立川崎、大師が採用する。
選考基準では学習の記録、学力検査と面接の比率は合否算定の基になっている。比率によって入試(学力検査)の1点の重さが違ってくるので注意してほしい。
特色検査の実施は、自己表現検査が進学重点エントリー17校中の9校と神奈川総合、横浜SFで実施。実技検査は以前同様、スポーツ科や美術科などで実施する。
再掲になるが柏陽の重点化廃止や小田原高校の比率「4・4・2」さらに特色検査の廃止、平塚江南の特色検査比率を下げるなど進学重点エントリー校の動きは隣接の地域の学校にも影響が出そうだ。

平成30年度公立高校入学者選抜日程
公立高校入試は全日制・定時制・通信制で同じ日程の「共通選抜」が2月14日(水)学力検査・特色検査、15日(木)・16日(金)に面接・特色検査、※追検査20日(火)、27日(火)合格発表。定時制と通信制の一部で「共通選抜」の後にある「定通分割選抜」が3月13日(火)学力検査・特色検査、14日(水)面接・特色検査、20日(火)合格発表となっている。
共通選抜では学力検査と面接が必ずあり、学力検査は全日制では原則5教科、定時制では3教科のが実施される。
※追検査...インフルエンザ等のやむを得ない事情で学力検査を受検できなかった場合の追加試験のこと。(新たに導入)

学力検査にマークシート方式導入...
学力検査は思考力・判断力・表現力を見る内容や記述問題も増え、全国の入試問題の中でも良問だといえる。
今年度から①記号式選択問題でマークシート方式を導入(記述問題はあり)。②答案用紙をコピーし採点を2系統で行い、答案は受験者に返却となった。導入初年度の今年、全ての教科で平均点は上昇したが、二年目となる来春は問題の作成も更に工夫もされものと考えられるので甘く見てはいけない。これからも入試に関する動きには注意が必要だ。
もう一度、選考基準だけでなく、面接や面接シート、第1次選考と第2次選考の仕組みなど「神奈川県公立高校入学者選抜制度」を必ず確認してほしい。