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募集定員4万3293人 県立高校改革の影響を受けて...

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平成30年度公立高校入試の募集定員が発表された。
募集数が変わることで応募状況にも変化がでてくる。志望校の募集定員を必ず確認しておこう。

神奈川県教育委員会から「平成30年度公立高等学校生徒入学定員」が発表された。高校の定員は9月に「県公私立高等学校設置者会議」で全日制総定員枠は決まっており、今回発表されたのは高校毎の入学定員だ。
県立高校改革実施計画Ⅰ期の関係で平成30年度の募集にも影響が出ている。①普通科で磯子(8学級)、相模原青陵(6学級)の募集停止②横須賀明光の国際科(2学級)の募集停止。これらを念頭に入学定員をみてみる。
30年度募集を行うのは151校。全日制の当初募集定員は、4万3293人で前年度より555人減る。学級増の普通科は、港北・横浜南陵・横浜立野・百合丘・菅・横須賀・鎌倉・山北・上鶴間・橋本の10校10学級。学級減は普通科の保土ケ谷・舞岡・生田東・横須賀大津・津久井浜・大楠(クリエイティブスクール)・深沢・西湘・大和南・上溝南10校10学級。普通科は募集停止となる磯子の8学級分減少以外は10増10減で総数は変わらず、主に増減対象は隣接の学校となっている。
単位制普通科は募集停止となる相模原青陵の6学級の他は横浜清陵・厚木清南が各1学級増。総合学科は、鶴見総合が1学級増で座間総合が1学級減。
「三浦初声」となる平塚農業初声分校は統合以降〔都市農業科〕となりおもに共通教科は入江キャンパス(現三浦臨海)を使用し、農業科目学習時の実習地として和田キャンパス(現平塚農業初声分校)の施設と敷地を活用する。普通科は入江キャンパスを使用。学校行事等は科の区別なく行われる。「三浦初声」としては農業科が1学級増(設置)となる。横須賀明光の福祉科は今まで通りの募集だが、国際科が2学級減となる。
大きな改編のあった昨年に比べ定員総数の変化は大きい(昨年111名減→555名減)が、学校間の定員調整が中心だといえそうだ。これらの定員・クラス数は、各地域の生徒数の動向、志望校動向等を考慮しながら策定されている。また、昨年の再募集校や志願変更前の定員割れ校などが学級数減の対象となっているように見受けられる。
昨年から始まったインクルーシブ連携募集は茅ヶ崎・足柄・厚木西の三校(各校21名)で変わらない。
県教委によると、平成30年3月の公立中学校卒業予定者は6万9126人で今春より870人減ると見込んでいる。全日制の募集定員枠62~63%の間に入る数値となっている。
私立高校については、総定員1万4500人程度となっている。その中で桐蔭学園が男女別学から男女共学になる。法政大学女子は共学化して校名も法政大学国際とし、バカロレアコースを設置する。横浜富士見丘学園は高校の募集(110名)を再開する。また、数は少ないが捜真女学校も推薦(若干)・書類選考(10名)で募集をする。すでに高校募集を行う私立学校のほとんどで、募集定員(推薦・一般ともに)が公表されている。
私立高校等の学費支援制度は、保護者の市町村民税所得割額で異なるが国の補助である高校等就学支援金(年118800円/公立校も同額)と県独自の補助である私立高校等生徒学費補助金を受けることができる。また、神奈川県高校生等奨学給付金や神奈川県高校奨学金をはじめとした貸付制度もある。市町村独自の奨学金制度もあるので確かめてほしい。