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2018年度公立高校入試を振り返って

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全日制公立高校の募集定員は昨年より550名減の43043名。受験者数は51369名(取消379人含む)、
合格者数は42763名で全体の倍率は1.19倍で2013年に現在の入試制度が始まって以降、平均競争率に大きな変動はない。
また、公立中学卒業予定者数が約900名程減に対し公立高校出願者数が前年より1100名減なので生徒の減少数より多かった。
要因はいろいろ考えられるが、一つは私学志向(専願数)の増加が挙げられる。
2020年大学入試制度の変更の年にあたるのが今年の受験生たちで、
3年後の不安感等から大学付属を始めとした私学へとなったのではと考えられる。


特徴①6クラス以上の生徒を募集する高校の応募倍率トップ10は、横浜翠嵐、多摩、横浜緑ケ丘、
     横浜SF、新城、川和、市立高津、大和、市立戸塚、光陵など旧学区の代表的な高校が名を連ね、高倍率で人気が固定している。
特徴②コースや専門学科では国際関係の川崎市立橘、神奈川総合、横浜国際、スポーツ関係の市立横浜商業、市立橘など
     例年通り芸術系(上矢部美術)、スポーツ系、国際系が多い中で実業系の相原・畜産科学が高倍率を示した。
特徴③全日制で定員に満たなかった高校が18校あり、一部の高校では定員を大幅に下回り、
     全体で300名を超える二次募集が行われた。入りやすい公立高校の人気は下がり、学費助成や補助の拡充と
     面倒見のよさから私立を選ぶ受験生が増えたといえそうだ。

学力検査、マークシート方式2年目!
2017年にマークシート方式を導入した。初年度は採点ミス対応等のための慎重な問題作成だった。
昨年より難化は予想されたが、導入一、二年で設問のパターン化は考えられず、若干の変更をしながら推移していくだろう。
全科目で記述問題が減少し、選択問題になっているので易しくなったと思われがちだが、記述が難しく、
選択問題が易しいということは言えないことを生徒も保護者も理解しておいて欲しい。
選択とはいえ、きちんと差が出るように選択肢が工夫されているし、組み合わせ型の選択もある。
少なくとも二年目なりの工夫、練られた選択問題となってきているし、記述も適宜入った学力検査であったのではないか。

受験対策は過去問を解くだけではない
現在の入試制度での学力検査の特色は思考力・判断力・表現力いわゆる「知識活用力」を測る出題だ。
マークシート式とはいえ、この基本的な問題作成方針は変わらないのだから、こういった出題を意識してほしい。

対策①前述の通り問題はパターン化していない。基本的な知識に対して繰り返し演習し解いていくことは必須だが、
    ただ暗記するだけでなく、「なぜそうなるか」を説明できることが重要だ。
対策②入試問題の文章量はとても多い。そのため読む量は当然多くなる。設問は選択問題が中心だが、
    選択肢も似たように(間違わせるように)なっている。問題文、選択肢ともにじっくりと、
    そして時間配分を意識して読むことに慣れておく必要がある。
対策③早く読むことに加えて、文章の中にある情報を処理し、分析する力が求められる。
    問題を読み解いて確かな知識の上に情報をキャッチして分析する。
    これらを組み合わせて正しい解答にたどりつく練習が必要となる。

中学3年間で習う内容はみな同じ、定期試験の後の復習もしっかり行い基礎はしっかり身につけておこう。
すでに来春の学力検査日は2月14日と発表されている。学習の計画を立て、きちんと実行できるかが一番の受験対策だ。