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ワイズメディア最新号

夏こそ受験生の最大のチャンス!志望校は、行って、見て、感じて

2017年7月号ダウンロード

平成29年度入試から公立高校では、入試問題の改善が実施された。
30年度では、大きな入試変更はないと見られる。
間もなく入試要項と各校の選抜基準が発表される予定だ。
7月の読売新聞社さいたま支局主催の「彩の国高校進学フェア」など、各地で公・私立高校の進学フェアが催される。
また、夏休みには、各高校で体験入学や学校説明会が予定される。
部活の仕上げに、勉強に、志望校の選択に、受験生の夏がいよいよスタートする。

高校を知るには、行って、見ることから

夏休みを境に、いよいよ受験シーズンの到来だ。
5月に県内私学、6月には、公立高校の学校説明会・体験入学等の日程が発表された。
また、7月には、読売新聞さいたま支局主催の「彩の国高校進学フェア」が、8月には、都内私学の私学展が東京国際フォーラムで実施され、埼玉私学フェアが大宮・川越・熊谷で実施される(注1)予定だ。
話を聞いてみたい学校を絞り、聞くポイントをまとめておくなどしてから参加してみよう。きっと有意義な一日が過ごせるはずだ。
形式は様々だが、説明会や相談会、施設見学会、体験入学、体験部活など、秋の文化祭とあわせて、受験生に学校を知る機会を提供する学校は多い。 そんな機会を利用して、高校での生活に触れ、比べて、志望高校を見つけて欲しい。
注1・各種フェアへの参加者は、1・2年生も年々増えているようだ。

公立の、入試要項と入試選抜基準を確認しよう

本紙が皆さんに届く頃には、公立高校の平成30年度入試の入試要項と各校の選抜基準が発表される予定だ。
自分の関心がある公立高校の選抜基準を研究し、具体的な学力や評定などの目標値を持って夏休みを迎えて欲しい。
また、私立高校でもコースや類型の変更や、単願、併願などの入試制度の内容や制度の基準が決まってくる。
これらの内容は、9月以降の学校説明会で発表されることが多いようだ。

公立の入試問題を研究しよう

公立高校の数学と英語の入試問題が一般問題と学校選択問題の2種類に分かれ、学校選択問題採用校が前年と同じ20校が決定した。
入試問題は、まだ習っていないと勘違いして、入試直前に解く人がいる。
しかし、一般問題も学校選択問題も1・2年生の学習内容から多く出題される。また、国語の作文、英語のリスニング、数学の作図、証明などは必ず出題される。
今の時点で、全問解く必要はないが、早い時期に、見て、研究しておくことは重要だ。

調査書は、重要な選抜の資料

公立高校の入試では、各学校が定める基準によってそれぞれの項目ごとに点数化される。学力検査と一定の比率で加算され、選抜に使用されることになる。
調査書には、中学校での3年間の成績(各教科の評定)、総合的な学習や、選択教科の評定、生徒会や学級活動、部活動の実績、出欠の記録、その他‐英検や漢検の取得級位、ボランティア活動‐など中学校での皆さんの活動が記載されている。
特に、選抜で重視されるのが各教科の評定(内申点)だ。学期ごとに学校から渡される通知表(注2)と異なる点は、通知表が学期ごとの成績であることと、評定の基になる観点別評価が記載されていることに対して、調査書では、3年間の総合成績が記載されていることだ。調査書の3年次は、4月から12月中旬までの成績ということになる。
注2・学校によって通知票、生活の記録など名称が異なる場合がある。
 調査書の評定については、12月中旬以降に、担任の先生から口頭で、1月には、調査書と同一内容の「通知書」が発行され、志望校を決める際の参考にすることができるようになっている。

調査書対策、ここがポイント

各教科の評定は、観点別評価を基にして決定する方式となる。
観点別評価の、1番目の「興味・関心」に注目しておきたい。日々の授業に臨む態度、宿題の提出などは、重要な評価の対象となるのだ。無論、最後の「知識・理解」については定期テストが大きなウェイトを占める。
それ以外の項目は、授業にどのくらい集中できたかということが評価される。
各観点のA評価の多いほうが高い評定になることが多いようだが、C評価がつくと厳しい。
通知表をもらったら、観点別評価に注目して、各教科の評定との関係をチェックしておきたい。C評価がある場合には、必ず原因を追究しておこう。(2学期制の学校は、2年次の通知表で確認してほしい)
各教科の評定をあげるためには、これから受験まで、中間テストや期末テストだけでなく、日々の授業も真面目に、積極的に取り組む必要があるということだ。

30年度の公立の募集人員は800人減に

6月に公立高校の募集人員が発表された。
現在の中学3年生は、前年より約1,200人減少する(28年度学校基本調査)。このため、発表された公立高校の募集人員は、20学級800人の大幅な減少になっていた。
主な内訳としては、川口市立の3校から1校への統合再編によって、40人の減、さいたま市立大宮西の募集停止によって240人の減、そのほか浦和第一女子、大宮、春日部、越谷北など20校で800人となった。
一方で、川越、川越女子、市立浦和など7校でそれぞれ1学級40人の募集増となっている。
また、上尾橘・情報と白岡・情報コミュニケーションの各コースは普通科に再編される。
募集停止を含め、全体で定員の増減は31校に及ぶ。定員の増減は、該当する学校の倍率だけでなく、近隣の競合校の倍率にも影響するようだ。
今後の受験生の動向に注意が必要だ。

募集減 朝霞西、入間向陽、浦和第一女子、浦和西、大宮、大宮光陵、大宮武蔵野、春日部、川口、川口北、川口東、川越西、越谷北、坂戸西、羽生第一、飯能南、深谷第一、松伏、宮代、鷲宮
募集増 大宮東、川口清陵、川越、川越女子、蕨、市立浦和、大宮北