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夏に頑張って、自分を超えろ!

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進学相談会や説明会を活用しよう

6月に東京都は、平成31年度都立入試の日程と、入試の基本方針を発表した。
28年度入試から、第一次・分割前期入試を中心に、都立高校の大きな入試改善か実施されたが、31年度では日程以外の変化はないと見られる。
一方、夏休み中には、都内全私立高校が出そろう「進学相談会」が実施され、各高校でも体験入学や学校説明会が予定されている。
部活の仕上げに、勉強に、志望校の選択に、計画を立てて、悔いのない夏を過ごそう。

志望校の選択は、自分を伸ばしてくれる学校を

前年から、私学へ進学する都内生への授業料助成金が大幅に充実された。
家庭の年収目安が760万円未満の場合、国と併せ44万円余りの授業料補助が出るというもので、入学金や施設費などの負担は継続するが、授業料は実質0円になる学校は多い。学費を気にせず志望校が選べるようになってきたことになる。
8月18・19日には、東京国際フォーラムで都内私学の「進学相談会」が実施される。 
進学相談会には、いろいろな学校の先生方に直接話を聞くチャンスで、是非参加しておきたい。
都立・私立高校の学校説明会や相談会、体験入学、体験部活などの日程が、各学校のホームページなどで発表されている。 秋の文化祭とあわせて、高校の先生方や、先輩たちの高校生活に触れて、確信を持って志望高校を選択して欲しい。

高校入試は、入試制度の理解から

28年度の入試から、都立全日制の一般入試の学力検査では、共通問題で実施する学校は、原則マークシート方式が採用されている。
また、学力検査と調査書の比率7対3(分割後期、二次募集は6対4)へ統一され、実技系教科の調査書点を2倍にするなどの変更が実施された。
また、進学指導重点校グループと進学重視型単位制高校グループは、入試問題を自校作成の形に戻されている。
31年度入試では、大きな変化はない見込みだ。
入試日程は、ほぼ前年を踏襲しているが、2月22日の一般入試の受検日が前年度より1日早まっている。

推薦出願 1月23日
受験   1月26・27日
合格発表 2月1日
一般出願 2月6・7日
受験   2月22日
合格発表 3月1日

私立高校でも、推薦や併願優遇などの制度の具体的な内容や、その基準が決定し、説明会などで告知が開始されている。
都立の選抜基準や私学の入試制度を研究すること。各教科の評定や学力目安については、「自分なりの目標」を決めて、それを達成するために努力することなどが、これから夏休みに向けての皆さんの課題となる。

調査書は、ますます重要になった

調査書といえば、中学校での3年次の成績(各教科の評定、観点別評価)、総合的な時間の内容と評価、出欠の記録、諸活動の記録が記載されている。
都立高校の入試では、各学校が定める基準によって、評定もしくは観点別評価が点数化される。
推薦入試では、各教科の評定、または、その基になる観点別評価が選択され、学校ごとに定めるウェイトによって点数化され、作文・小論文、面接・集団討論、実技等の点数と合算され、選抜に使用されることになる。
一般入試では、学力検査に調査書の各教科の評定点が合計(実技系教科は2倍の予定)と、面接、小論文・作文、実技など(注1)が点数化され加算され選抜される。学力検査が重視されるのは勿論だが、各教科の評定も重要な選抜資料だ。
注1・学校によって実施しない検査がある。

前年の作文・集団討論などの、学校ごとのテーマに注目

前年度に実施された推薦入試での集団討論、小論文、作文、実技検査のテーマが発表されている。
前項(7面)でも伝えたが、集団討論では、オリンピック開催、学校活動や学級活動について、人工知能やインターネット、歩きスマホなどのマナー、などテーマは多岐にわたっていた。
小論文では、「3つの資料を参考にして、徳川綱吉が生きていた時代はどんな時代だったか述べる→戸山高校」、「小・中学生の読書についての調査結果から、読んだ本の冊数の違いについて述べる→上野高校」など、普段からいろいろな資料等に接し、読み取る力を持つことや、自分の意見を持つことなどが必要となりそうだ。
また作文では、高校での学びや高校生活についての目標を与えられたテーマに沿ってまとめるという形式が目立った。
これらのテーマの一覧表は東京都のホームページに掲載されているので、推薦入試を希望する人は、是非参考にしてほしい。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/admission/high_school/ability_test/theme/2018.html

計画を立てて、夏に伸びよう

夏休みを境に、いよいよ受験で最も重要な時期に突入する。
夏休みはおよそ40日間、9月の授業が始まれば、私立高校の推薦入試が開始される1月22日まで140日余りだ。
また、定期テストだけでなく、会場テストや校内実力テスト、各種の検定試験を受けながらの志望校の選択が控えている。受験生の秋は超多忙だ。
部活から引退し、比較的自由な、夏休みは、勉強の仕方の見直しや、1・2年生の復習をするには絶好の機会だ。
苦手科目の克服に、得意科目の充実に、夏を有効に過ごしてほしい。