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平成31年度 私立高校入試変更点 私学の入試要項が出そろった

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学校説明会、個別相談に行こう

31年度入試に向けて、私立高校の募集要項が出そろった。
現高校1年生が大学入試を迎える時から、大学入試改革が実行される。 
それに向けて、方針を決め、準備を進める私学は、増加しているようだ。
都内私学の31年度入試変更点では、成城で高校募集が停止となるほか校名変更、共学化、コースの新設や改編が相次ぐ。
気になる高校の、説明会や相談会に参加して情報収集をしておきたい。

大学入試改革や社会の変化に対応した動きも

現中学3年生は、大学入試改革の2期生となる。
このため、大学入試の改革を視野に、教育改革を発表する学校が増加している。グローバル教育※1や、アクティブラーニング型授業※2、ICT教育※3の導入などだ。
※1 国際的な視野を育む教育。
※2 生徒参加型の能動的な授業を指す。
※3 コンピューターやインターネットなどの情報通信技術を活用して行う教育。
 希望する学校の説明会へ参加し、入試制度や基準だけでなく、授業時間や教育の特色などを聞き取ることが必要となろう。

志望校の入試変化に注意

31年度県都内私立の主な変更点は次のとおりだ。
(岩佐教育研究所調べ・9月上旬)まだ調査中のため、必ず該当の学校の入試情報を確認してほしい。
■ 高校募集停止
○ 成城(新宿区)

■ 校名変更・共学化
○ 目黒日本大学(目黒区)
→旧校名 日出、進学(特進・N進学)、スポーツ・芸能の2コースに再編。
○ 明法(東村山市)
→共学化。
○ 武蔵野大学(西東京市)
→旧校名 武蔵野女子学院、本科、ハイグレード選抜、インターナショナル選抜の3コースに再編。

■ 募集停止
○ 広尾学園(中野区)
→本科を募集停止。医進・サイエンス、インターナショナルの2コースの募集。
○ 宝仙学園・女子部(中野区)
→進学コース募集停止。保育コースのみの募集。

■ 学科・コースの変更
○ 東京家政学院(千代田区)
→アドバンスト、スタンダードコースからアドバンスト、リベラルアーツの2クラス制に再編。
○ 自由ヶ丘学園(目黒区)
→特別選抜、総合選抜、総合進学の3コース制からプログレス、サイエンス、グローバル、アスリート、フロンティアの5コース制に再編。
○ 目白研心(新宿区)
→特進、選抜、スーパーイングリッシュの3コースのうち選抜を総合コースに改編。
○ 実践学園(中野区)
→特進、文理の2コースにリベラルアーツ&サイエンス、スポーツ・サイエンス(男子)の2コースを新設・4コース制に。
○ 東京立正(杉並区)
→イノベーションコースを新設。アドバンスト、スタンダードコースとあわせ3コース制に再編。
○ 東京女子学院(練馬区)
→グローバルキャリア、グローバルスタディの2コースからスタディアブロード、セレクトラーニング、フードカルチャの3コース制に再編。
○ 村田女子(文京区)
→普通科は、グローバルリーダー、スーパー特進、特進の3コース、商業科は、スーパーライセンス、ビジネスライセンスの2コースに再編。
○ 駒込(文京区)
→スーパーアドバンスを特S、アドバンスAをSコースに改編。
○ 東京家政大附女子(板橋区)
→躍進i‐E、躍進iクラスをE、ⅰクラスに改編。
○ 修徳(葛飾区)
→特別進学、文理選抜クラスを特進、選抜クラスに改編。
○ 文華女子(西東京市)
→大学進学、総合進学コースを選抜、進学の2コースに改編。

私学独特の入試制度を研究しよう

31年度入試に向けて、都内外の私立高校の入試説明会が佳境に入った。
これらの説明会に参加することで、各コースの内容、教育課程、進学実績などの詳細な情報を得ること、校舎施設の見学をするなどの他に、入試の種類や基準などの情報が得られる。また、同時に実施される個別相談では「合格の可能性」などを聞くことができる。
各校では、推薦・併願優遇などの第一志望者対象の入試と、都立との併願を前提とした入試を設けている学校が多い入試制度を調べ、担任の先生と相談しながら、これらの優遇制度を利用することが、私立受験で合格を勝ち取るカギとなる。