数学が苦手、という人は割りと多いかもしれません。そういう人は、まず大問1の計算問題をしっかり正解することを心がけましょう。比較的配点が高いので、ここで点数を取れれば、他の教科の点数で十分挽回できると思います。入試では100点を取る必要はありません。順番に解く必要も無く、自分が解ける問題を、時間内に出来るだけ解答することが大切です。苦手なりに点を押さえましょう。
冬休みは、まとまって勉強できる最後の機会です。とはいえ3年間の学習内容をすべて復習するとなるとかなりのボリュームです。効率良く時間を使うことを心がけましょう。たとえば理解している問題は置いておいて、不安に思っていること、または、出来てない問題にしっかり取り組み、入試までに出来ることをできるだけ増やしておきましょう。
問題演習には入試過去問題がおすすめです。予め出題の傾向、形式を知っておけば、本番への心構えができます。また、入試問題は受験生へのメッセージが篭っています。たとえば本校の入試はマークシート方式で、毎年、関数の問題が出題されています。これは、高校に入ってからも関数を扱うので、中学で習う内容をしっかり理解してから入学してほしいという思いからです。事前の準備をしっかり行うことは”心のゆとり”にもつながります。生活のリズムも含め体調に関しても準備をし、万全の態勢で第一志望校に臨んで下さい。
皆さん、今の時期はすごく苦しいと感じているかもしれません。でも実は、すごく成長している時間なのです。学力は試験前日まで伸びます。入学試験を壁と捉えるのではなく、次のスタートに繋がる成長する糧、自分が伸びるきっかけ、と捉えてがんばってください。努力は決して裏切りません。
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