埼玉栄高校 進学担当 金﨑先生
この時期、国語の勉強は後回し、という人が見受けられます。しかしながら文章を読み込む力というのは一朝一夕では身につきません。20分でも30分でも文章を頑張って読み込むということを毎日取り組んでください。文章を読み込む力は、すべての教科の学力の基礎となります。
読み込んだ内容のアウトプットの時間を作ろう
論説文や小説の問題は、出題された文章をしっかり読み込み、どういう風な文章を読んだかを「人に説明できるくらい」読み込みましょう。そして実際に読んだ内容を誰かに説明する、つまりアウトプットをするということを繰り返してください。内容を自分の知識、教養として身に着ける、20回も30回も読み込む、それくらいの気概で読みましょう。文章の本質を捉えられれば出題された問題は自然と解けるものです。
国語の勉強は受験勉強だと思ってほしくない
とはいえ当日の試験ではスピーディーに読み込むことが求められます。文章の読み込みと同時に、時間で区切って読むというトレーニングにも取り組みましょう。過去問をタイムアタックという風に挑んでみてください。
国語の勉強は物事の本質を捉え、その情報を処理することです。これはすべての学力の基礎でもあり、受験勉強に限らず、これから社会に出た際に必須の能力です。受験勉強だと考えるのではなく、すべての基礎だととらえ、決して適当に取り組まないでください。
しっかりと取り組んだ人は次のステージでも花開く事でしょう。目標を高く、感謝の気持ちをもってしっかり勉強に取り組んでください。
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