よみうり進学メディア

入試情報
2021.5.5

『模擬試験は  何のために受けるの?』

受験生なら模擬試験を受けるのは当たり前。しかし、模擬試験を受ける意味をはき違えている受験生が意外に多くいます。

『模擬試験は何のために受けますか?』という質問に皆さんは何て答えますか?

『模擬試験は、志望校への合格可能性を知るために受けるんでしょ』
そう思っている人は、残念ながら模擬試験を受けてもお金の無駄遣いと言っても差し支えないでしょう。合格判定はあくまでオマケみたいなものです。もちろん合格の可能性を知るという側面はありますが、その成績で一喜一憂しているようでは模擬試験を受けた意味がありません。

模試を受ける一番大きな目的は、自分の弱点や強みを知り、現状を把握して今後の受験勉強計画に役立てることです。
模擬試験は、健康診断に似ているところがあります。健康診断は、自分の悪いところをあぶり出します。例えば、貧血気味というような結果が出たら、「じゃあ鉄分をたくさん取ろう」という対策を取ると思います。健康診断で「このままではまずいですよ」という結果が出ているのに、何にも日常生活を変えようとしない人はそういませんよね。

「現状確認」と「その対策」が重要です。現状を確認し「弱点」を把握する。その弱みをどう克服するか具体的な対策を考える。準備の時間も考えると夏休みの前には一度受けておきたいですね。結果を見て、夏休みからの受験勉強計画に役立ててください。

もうひとつの大きな目的は、入試本番の雰囲気に慣れることです。緊張が練習になります。『練習は本番のつもりで。本番は練習のつもりで』という言葉もあります。いつもの慣れ親しんだ教室の中で、知っている人ばかりの雰囲気で受けるのでは緊張感がありません。

知らない教室、知らない塾で模擬試験を受けてみるのもいい経験になります。休憩時間の過ごし方など、受験本番を想定して受験することで色々なことが分かるかと思います。

そして自分と同じ目的を持ったライバルが集まることを意識しましょう。成績が良いからと言って決して安心できません。

もし、仮に中学校で1番の成績だったとしても、埼玉県には417校の公立中学校があります(415校+2分校)自分と同じ目標を持つライバルの中で自分の位置を把握することもでき、独特の緊張感を経験することができます。たくさんの練習を重ねて本番に活かしてください。