特集 入試直前アドバイス】
春日部共栄高校 入試担当委員長 馬崎郁郎先生
今年はコロナウイルス感染症の影響で、学校説明会や、個別相談会に行きにくかったり、試験問題範囲の変更もあったりと不安が大きいのかなと思います。今まで経験していなかったことが沢山あり、今また感染症が広がりつつあります。
それでも私たちはしっかり対応してきました。そしてこの先なにがあっても対応できると考えています。皆さんはあまり不安に思わずに勉強を頑張ってください。
数学の今年の変化としては「三平方の定理」と「円周角と中心角」が出題範囲から除外されます。図形の問題より一次関数などをきちんと押さえておくのが良いのかなと思います。特に小問で取りこぼしが無いよう過去問に問題演習を繰り返してください。
ほとんどの私立も公立の入試範囲に準ずる形で出題される予定です。本校の問題も、内容も含めて公立に近い問題を出題します。
数学は暗記科目と比べると成績を上げるのに時間がかかる教科です。苦手としている人も多いかもしれません。しかし「苦手科目=点数の取れる余地が大きい科目」でもあります。
冬休みは弱点克服に取り掛かれる最後の期間です。弱点だと思われる部分としっかり向き合ってください。
これは数学に限ったことではありません。
勉強方法は人それぞれかと思いますが、これからは試験開始の時間にピークをもっていけるような生活を心掛けてください。
試験日が特別な日ではなく、普通の一日があり、そこに試験があるというくらいが良いですね。そうすれば平常心で自分の力を出し切れると思います。そのためには今からリズムを作っていくのが大切です。
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