中学３年生の１学期は、学校行事や部活の最後の大会などがあり、先輩たちも「忙しかった」と話しています。
それと同時に普段の授業、定期テスト、受験勉強と志望校選びも行うことになりますから、受験生は大忙しなのです。
来年の入試シーズンまでのおおまかなスケジュールは早いうちに把握しておき、自分のペースを作っていきましょう。
神奈川県の、代表的な入試トピックをまとめてみました。時期ごとになっていますのでこれを参考に、自分なりの入試計画を立て、受験生としてスタートしましょう。
【新学期を迎える前に】先輩たちが受けた試験の内容をみておく
１学年上の先輩たちが受けた試験を一度見ておきましょう。「受験勉強はここへ向かっていく」というイメージをつかむことができます。中３で学ぶ範囲も含まれていますので、いまは解けなくても大丈夫、入試のイメージをつかみましょう。
＜公立高校（共通選抜）＞
■〈2023年度入試〉神奈川県 ２０２３年度 公立高校共通選抜「学力検査問題」「追検査問題」-令和5年度
＜私立高校＞
■「勉強」カテゴリーで各高校の試験が確認できます
また神奈川県は共通選抜の試験結果（平均点や正答率）も発表しています。
苦手な単元がないかチェックし、復習に役立てましょう。
■神奈川県 公立高「2023年度学力検査の結果」発表-令和5年度
【４月〜７月】学習の基礎固め、定期テスト対策をしっかりと
・基礎を固めよう（中１・２年の復習）
・定期テスト対策を中心にした勉強（入試の試験範囲であると同時に内申点対策でもあります）
・内申点対策（授業態度・宿題提出・遅刻しない など）
・勉強習慣の定着化（毎日机に座る・毎日教科書を開く などを習慣にしましょう）
・合同相談会・進学フェアに参加し学校情報収集を開始
・検定（英検・漢検・数検）の受検計画を立てる（内申点対策でもあります）
・三者面談
【夏休み】本格的な受験勉強開始
・中１～２年の総復習
・各高校の学校説明会やオープンキャンパス、部活動体験へ参加
【９月〜12月】志望校決定・応用問題演習・過去問題集・模試受験
・引き続き内申点のＵＰを心がける
・各高校の文化祭・学校説明会へ参加～集めた情報から志望校を確定
・応用問題演習量を増やす
・過去問題集の取組み開始
・模試の受験
・三者面談
・私立高校の個別面談に参加
【冬休み】過去問や入試予想問題に取り組む
・苦手科目の克服を意識し勉強に取り組みましょう。苦手の克服が偏差値アップにつながります
【１月〜】過去問や入試予想問題の取組み・体調管理／出願・選抜試験・合格発表の確認
入試本番を迎えます。日程の目安は
１月中旬「私立推薦入試」、２月中旬「私立一般入試」、２月中旬「公立一般入試（共通選抜）」
（よみうり進学メディア編集部）
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