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東京 入試情報
2024.4.16

〈2025年度入試〉 東京都「受験生チャレンジ支援貸付」-令和7年度

東京都の「受験生チャレンジ支援貸付事業」は、
中学3年・高校3年、又はこれに準じる生徒を養育する一定所得以下の世帯を対象に、
学習塾代や受験料の貸付を無利子で行なう、東京都だけの支援です(要件・審査有)。
高校や大学等に入学した場合は、返済が免除されます。

「受験生チャレンジ支援貸付事業」は東京都の専用Webページがあります。
■詳細はこちらで確認を/東京都社会福祉協議会
受験生チャレンジ支援貸付事業専用Webページ 

1 受験生チャレンジ支援貸付事業とは

受験生チャレンジ支援貸付事業は、学習塾などの受講料や、高校の受験料の捻出が困難な一定所得以下の世帯に必要な資金の貸付を行い、将来の自立に向けて意欲的に取り組む子供たちが高校や大学への進学を目指し、受験に挑戦することを支援する事業です。
高校・大学等に入学した場合、返済が免除。中途退学した方の再チャレンジにも利用できます。

支援内容塾費用や受験料の貸付が無利子になります
・学習塾、各種受験対策講座、通信講座、補習教室の受講料
・高校や大学等の受験料
支援対象者
・中学3年生・高校3年生又はこれに準じる方

※準じる方とは:中学3年又は高校3年に在籍していない進学を目指す方(高校中途退学者、高等学校卒業程度、認定試験合格者、定時制高校4年生、浪人生等)

2 貸付資金の内容

貸付資金には、高校・大学受験対策の学習塾等の費用をサポートするものと、高校・大学等の受験料をサポートするものの2種類。中学3年生の部分を抜粋します。

  • 学習塾等受講料/20万円(上限)/対象となる学習塾等の費用
  • 受験料(中学3年生又はこれに準じる方)/2万7400円(上限)/対象となる高等学校等の受験料

※1度で4回分の受験料まで貸付を受けられます。1回分の受験料の上限は2万3千円。
※1人の子供に対して、複数年度にわたる利用はできません。ただし、中学3年生のときに貸付を受け、高校3年生で再度申し込むことは可能です。
※目的を同じくする他の公的制度を利用している場合、他の公的制度で受けた額以上に資金が必要なときに限り、その差額について申込が可能です。

貸付対象となる学習塾:一定期間以上継続して生徒・学生に対し有償での学力の教授を直接または通信で行うもの。

貸付対象となる高等学校等:学校教育法に規定する高等学校、特別支援学校(高等部)、高等専門学校(同法第1条)

3 ご利用条件と窓口持参書類

サポートを受けるには条件があります。
特に世帯収入では家族人数ごとに設定がされていますので、該当するか確認が必要です。
専用ホームページで世帯収入などを確認のうえ、お住まいの区市町村窓口に相談してください。
このページでは一部抜粋とします。

    <利用条件>

  • 世帯の生計中心者であること
  • 都内に引き続き1年以上在住(住民登録)していること
  • 世帯収入・世帯人数等が各要件を満たすこと ※父母等養育者それぞれの収入を合算した額
  • 預貯金等資産の保有額が600万円以下であること
  • 土地・建物を所有していないこと ※現在住んでいる場所は除く
  • 生活保護受給世帯の世帯主または構成員でないこと
  • 世帯員に債務の滞納がないこと(他の公的資金、税金等を含む)
  • 中学3年生・高校3年生又はこれに準じる方 ※(20歳未満)を養育している方

相談はお住まいの区市町村窓口になります
■相談窓口:東京都社会福祉協議会
ご相談窓口一覧(令和6年4月1日現在)(PDF:156KB)

■受験生チャレンジ支援貸付事業は専用Webページがあります。詳しくはこちらで確認を:
東京都社会福祉協議会
受験生チャレンジ支援貸付事業専用Webページ

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。■東京都ホームページ:東京都社会福祉協議会の告知ページ
東京都社会福祉協議会のホームページ

(よみうり進学メディア編集部)

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