皆さんが中学1年生である、2024年4月~2025年3月 の期間を「2024年度(令和6年度)」と呼びます。4月の西暦〇年/令和〇年が「〇年度」とよばれる、と覚えると分かりやすいです。
この学年は、2027年4月~2028年3月に高校1年生になる学年ですので
皆さんが受ける入学試験は「2027年度(令和9年度)入試」です。主に2027年(令和9年)2月ごろに入学試験が実施されます。
①まず、埼玉県教育委員会が発表した「埼玉県公立高校入学者選抜方法リーフレット」を確認しましょう。2027年度(令和9年度)入学者選抜からの、新しい選抜方法がまとめられています。
■リーフレットはこちら:埼玉県教育委員会
令和5年度小学校6年生向けリーフレット(令和6年1月24日掲載)(PDF)
■詳しくはこちら:よみうり進学メディア
※4月から中1になる学年の情報です※<2027年度>埼玉県公立高「選抜方法の変更」-令和9年度
②2024年9月26日に「入学者選抜の基本方針」が公表され、学力検査の取扱いや面接の実施方法、調査書の様式なども確認できるようになりました。
■「選抜の基本方針」のページはこちら:よみうり進学メディア
※現在中1の学年の情報です※<2027年度>埼玉県公立高「入学者選抜実施基本方針」-令和9年度
③今回は「選抜の実施要項・要領」の発表です。
実施要項・要領の表紙に
・この要項・要領は、「暫定版」であること
・本文中の「令和8年5月(予定)に公表する」は、実施要項・要領の「確定版」にて公表予定の内容であること
・「確定版」まで、提出書類の様式や手続方法等が変更となる場合がありますので、御注意ください。
※日程等の「空欄部分(○)」についても、「確定版」にて決定します。
との記載があります。
以下、内容を抜粋し確認していきましょう。
2024年10月11日、埼玉県教育委員会は
「令和9年度(2027年度)入学者選抜実施要項・入学者選抜要領」
を発表しました。
今回発表された「入学者選抜実施要項(PDF)」を見ていきましょう。
■令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施要項・選抜要領(暫定版)(令和6年10月11日掲載)(PDF)
まず、埼玉県公立高校の選抜日程表です。
詳細はまだ記入されていませんが
「・学力検査は、令和9年2月下旬(予定)に実施する。
・出願期間、志願先変更期間、面接、特色検査、追検査及び入学許可候補者発表等、その他の日程
の詳細については、令和7年5月(予定)に公表する。」
とあります。
次に、試験の内容を見ていきましょう。
「学力検査」「面接」「特色検査」を抜粋します。
<9 学力検査>
(1) 志願者は、令和9年2月○日(○)に行われる学力検査を受検しなければならない。
(2) 急病その他やむを得ない事情により学力検査を受検できない事由が明らかになった時点で、追
検査を受検する場合、出身中学校長は「追検査受検願」(様式○)を○月〇日(○)正午までに志願先高等学校長に提出すること。(詳細については、「12 追検査」による。)
追検査を受検しない場合、出身中学校長はその事由を証明する書類(様式自由)を志願先高等学校長に提出すること。
(3) 学力検査は、国語、社会、数学、理科及び英語の5教科で実施し、中学校学習指導要領に基づ
いて出題する。英語にはリスニングテストを含む。
なお、〔別表○〕(令和8年5月(予定)に公表する。)にある高等学校は、数学及び英語の
学力検査において「学校選択問題」を実施する。
(4) 学力検査会場は、志願先高等学校とする。
(5) 学力検査の日程は、次のとおりとする。
(6) 学力検査の配点等については、選抜要領で定める。
<10 面接>
(1) 志願者は、令和9年○月○日(○)に行われる面接を受検しなければならない。
1 実施日
(1) 令和9年○月○日(○)に実施する。開始時刻は、原則として午前9時とする。
ただし、「追検査受検願」(様式○)を提出した志願者は、受検できない。
(2) 定時制の課程における特別募集及び秋季募集については、別に定める。
(3) 追検査での面接は実施しない。
ただし、不登校の生徒などを対象とした特別な選抜、帰国生徒特別選抜による募集、外国人特
別選抜による募集及び定時制の課程における特別募集において追検査を実施した場合は、令和9
年○月○日(○)の追検査終了後に実施する。
2 方法
個人面接又は集団面接とする。
ただし、不登校の生徒などを対象とした特別な選抜、帰国生徒特別選抜による募集、外国人特別
選抜による募集及び定時制の課程における特別募集においては、個人面接とする。
3 内容
(1) 志願者は、これまでの自分の体験を振り返り、力を注いだことや努力をしたこと、また高等学
校入学後や将来取り組んでみたいこと、自己PRなどについて、自己評価資料(様式○)を参考に、自らの言葉で表現する。
(2) 高等学校長は、学科、コース等の特色に応じて、質問の内容を定める。
4 その他
急病その他やむを得ない事情により面接を受けられないときは、その事由を証明する書類を、出
身中学校長を経て、当日までに志願先高等学校長に提出しなければならない。
<11 特色検査(実技検査及び作文(小論文))>
(1) 特色検査を実施する高等学校、学科、コース等の志願者は、特色検査を受検しなければならな
い。
1 実施校
各高等学校は、志願者に対して、学科、コース等の特色に応じて、選抜要領4(112ページ)によ
り、実技検査又は作文(小論文)の特色検査を実施することができる。
2 実施日
(1) 令和9年○月○日(○)又は○月○日(○)に実施する。集合時刻は、原則として午前8時45
分とする。
ただし、「追検査受検願」(様式○)を提出した志願者は、受検できない。
(2) 追検査での特色検査は実施しない。
3 内容等
(1) 実技検査
ア 実技検査を実施する学科、コース等〔別表○〕(令和8年5月(予定)に公表する。)の志
願者は、実技検査を受けなければならない。
イ 内容等は、令和8年5月(予定)に公表する。
(2) 作文(小論文)
ア 作文(小論文)を実施する学科、コース等〔別表○〕(令和8年5月(予定)に公表す
る。)の志願者は、作文(小論文)を受けなければならない。
イ 内容等は、次のとおりとする。
(ア) 当該高等学校長は、中学校学習指導要領に示された内容の範囲から、学科、コース等の特
色等に応じて、作文(小論文)の内容を定める。
(イ) 時間は、原則として30分~60分とする。
(ウ) 字数は、原則として600字~1,000字とする。
4 その他
急病その他やむを得ない事情により実技検査を受けられないときは、その事由を証明する書類を、
出身中学校を経て、当日までに志願先高等学校長に提出しなければならない。
調査書や学習の記録等通知書とともに、「自己評価資料」を中学校を通して高校に提出します。
6 自己評価資料
(1) 作成に当たっての注意
ア 志願者が自筆又はコンピューターにより作成する。自筆の場合は、黒ペン又は黒ボールペン
などの保存性の高い筆記具を用い、鮮明に記入する。
イ コピーしたものを提出し、本書は志願者が保管する。
ウ 自己評価資料の1の項目は、これまでの自分の体験を振り返り、力を注いだことや努力をしたこと、高等学校入学後や将来取り組んでみたいこと、自己PRなどについて、志願者が自ら考え、記載する。
エ 自己評価資料の2の項目は、志願先高等学校の「選抜実施内容」の面接の欄に学校独自の項目を設定している場合は、志願者が 内に転記した上で、その項目についても、自ら考え、記載する。
志願先高等学校が学校独自項目を定めていない場合は、空欄のままとする。
(2) 志願先変更をする場合は、新たに志願する高等学校長に改めて「自己評価資料」を提出するこ
と。
■「令和9年度 実施要項・選抜要項」の全ページは/埼玉県教育委員会
令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施要項・選抜要領(暫定版)(令和6年10月11日掲載)(PDF:947KB)
■掲載ページは:埼玉県教育員会ホームページ
令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜に関する情報
(よみうり進学メディア編集部)
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