中学3年生の皆さんも、保護者の皆さんも、今の時点で第一志望を決めているでしょう。
まだ決まっていない人も、間もなく決定する時期であると思います。
その選んだ高校は、現時点における最良の選択です。志願先変更で志望校を変えるにしても、その時点での最良の選択です。
ぜひ“この高校で3年間を過ごしたい”という強い希望と自信をもって、ラストスパートを頑張ってください。
過去問題に取り組む際は、時間配分も考えて解答しているでしょうか。
ひとつの問題に長い時間を取られてしまい、全体に手を付けられなくて自分の持っている力を発揮できない、ということがないようにしたいところです。
もう少し進んで、試験中に行う「見直し」も含んだ時間配分を考えておくとよいでしょう。
見直しのやり方は教科によって違います。例えば数学であれば、方程式を解いたxの答えを代入して結果が正しいか確認したり、根号(ルート)の中の数字が小さくなっているか見たりするなど、見直しのやり方を確かめておくことは得点につながることと思います。
コンクールであればリハーサル、スポーツ大会であれば練習試合のように、本番を想定した練習を通じて実践力を養うことは、よくあることです。
高校入試も同じように、実践練習は大切であると思います。
そこで例えば、入試当日と同じ時間割で問題を解いてみましょう。休み時間を含めた、時間の使い方も含めた、本番の体験をしておくことで、会場では、落ち着いて臨むことができるでしょう。
高校入試は誰にとっても初めての経験で、とても緊張すると思います。そこで、基本的なことは押さえておき、不安は小さくしておきましょう。
例えば県公立高校入試の集合時間は、どの高校も8時45分で、この時間に点呼(集合確認)が行われます。あまり早く到着しすぎると、入場まで待つことになってしまうかもしれませんので、適当な時間を見計らってください。
また、集合場所では参考書を読みながら待つことができる場合が多いので、直前確認ができるものを選んで持っていくとよいでしょう。使っているものならば、どこに何が書いてあるのか分かっていて安心です。
必要な確認をすべて行い、当日を迎えられるようにしてください。
(寄稿/よみうり進学メディア編集部)
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