千葉県教育委員会は2024年12月18日、
「令和8年度(令和7年度実施)以降の千葉県公立高等学校
入学者選抜の改善点について」を発表しました。
千葉県教育委員会の発表では「千葉県公立高校入学者選抜に関する協議会を設置し、入学者選抜の改善を検討していること。検討の結果を踏まえ、令和8年度(令和7年度実施)以降の入学者選抜において、以下のとおり改善を行います」とあります。
配慮の必要な生徒の心理的負担等とならないよう、調査書の記載項目を精選します。以下の4つの削除する項目は削除されます。
「令和7年度入学者選抜においても、不登校経験を有する生徒について、在籍する学校における出席の状況のみをもって不利益な取扱いをしないこととしています。また、欠席が多い理由について説明するために、自己申告書を提出することができます。自己申告書が提出されたことによって不利益な取扱いをすることはありません。」とあります。
不登校など、配慮が必要な生徒の心理的な負担にならないようになっています。
成績評定や部活動の記録といった記載項目は調査書に残ります。
千葉県の令和6年度入学者選抜では「話すこと・聞くこと」の領域に関して、「放送による聞き取り検査」のみで出題していました。
「『放送による聞き取り検査』に代わり、話し合いの場面等を設定した文章による出題とすることで、「話すこと・聞くこと」の領域に関する資質・能力を複数の問題から、見取ることができるようにします。」との説明が加えられています。
(よみうり進学メディア編集部)
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