よみうり進学メディア

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2020.6.11

6月のテーマ「学校再開後の学習は」

コロナで大変だったかもしれない、でも
最強、最高の受験生になって欲しい

皆さんは大変な時に受験期を迎えてしまいました。不運だったかもしれません。
でも、この経験はきっと皆さんを成長させるはずです。後で振り返ったとき、
あの代は最強、最高の受験生だったと言われるように頑張ろうではありませんか。
私たちは全力で応援します。

長い休みが終わり、皆さんの日常も少しずつ元に戻りつつあるでしょう。
生活のリズムが崩れてしまった人がいるかもしれません。運動不足で体がなまってしまった人もいるかもしれません。勉強不足で不安を感じている人もいるかもしれません。
でも、成長途上の皆さんのことです。それほど時間を要することなく、学校生活に適応してくれることでしょう。

進度の遅れは少しずつばん回

長期の休校により授業進度は大幅に遅れてしまいました。
これが中2であれば2年間、中1であれば3年間かけて少しずつ取り戻せばいいという考え方もできますが、中3受験生の場合、残り7~8か月でばん回しなければなりません。相当に厳しい状況であるのは確かです。
これから暑い時期を迎えますし、一気にばん回は難しそうです。受験までの約半年をかけて計画的に、少しずつ回復して行きましょう。

気力、体力、学力の順に回復を図る

受験生としては学力低下が気になるところですが、それよりも気力、体力の衰えが心配です。
ここで言う気力というのは気持ちのことです。「頑張るぞ」という意欲も欲しいですが、それよりも学校へ行くことが楽しいかどうかです。多少は嫌なことや辛いことがあっても、全体としては学校へ行くのが楽しいと感じられれば第一関門突破です。
最初は分散登校ですが、その後は通常登校に移ります。急には体力が追いつかないかもしれません。しっかり食事をとり、しっかり寝ましょう。体力が戻らないと勉強量は増やせません。いきなり無理をして体調を崩してしまわないように注意しましょう。

短い夏休みはポイントを絞った学習を

今年はどこの中学校でも夏休みが短縮されます。
期間は、皆さんが住んでいる市区や町によって異なりますが、8月初旬から中旬にかけての2週間前後というケースが多いようです。
過去に例のないケースなので、短い夏休みをどう過ごすかに悩みますが、おそらく、あっという間に終わってしまうでしょう。
何も出来なかったという悔いを残さないためには、あらかじめやるべきことを明確にしておく必要があります。盛りだくさんではなく、ポイントを絞ったプランを立てましょう。
どんなプランかは今決めることはありません。と言うより、今決めるのは無理です。これからの勉強の進み具合を見て考えましょう。

メンタル最強の受験生かも

皆さんは、もしかしたら最強のメンタルを持った受験生になるかもしれません。
すでにいろんな未知の経験をしてきましたね。不安とも戦ってきました。楽しみにしていた行事が中止になったり、部活も中途半端な終わり方になってしまいました。気持ちの整理が大変だったでしょう。
これからだって、いろいろありそうです。
でも、それを乗り越えたら、皆さんは最強ですよ。こんな大変な状況はお父さんやお母さんも、先生方も、先輩たちも、誰も経験していません。
皆さんは不運だったのかもしれませんが、それを乗り越えれば、最強のメンタルを持った受験生になるでしょう。

状況を変えるには皆の協力が必要

長期の休みは学校の責任ではありません。先生のせいではありません。
これから先生たちは全力で頑張ります。
でも、皆さんも今までの経験で分かっていると思いますが、授業は生徒の協力がないと進みませんね。先生と生徒の呼吸が合わないとダメなんです。お互い力を合わせていい授業にしましょう。
皆さんがほんの少しでも予習をしてきてくれると、あるいは前の時間の復習をちょっとでもしてきてくれると、授業はスムーズに進みます。皆さんが授業中に無駄なお喋りをして、先生がそれを注意していると、それだけ授業の進みが遅くなります。
授業の回数が減った分は、一回一回授業で補われていくことでしょう。結果、内容が濃いものになれば皆さんの実力も最高になるでしょう。