受検前の貴重な時期に目を通してくれてありがとうございます。
人生において24時間がこれだけ勉強に染まる期間は貴重であり、頑張る分だけ学力以外に得られる「財産」が多くあるに違いありません。
時には辛い時期もあると思いますが、全て「財産」となり得る大切な時間だと信じ頑張ってください。
以下に私が受検を経験して得た「財産」を共有します。
「間違えた…」あなたは失敗後、何を考えますか?幼い頃、ゲームや遊びの中で失敗した時、無意識に「次はこうしよう。もう1回!」と再挑戦したことはありませんか?
実は勉強においても「失敗後の行動」こそが大切です。答えを見て「へー」だけで終わらせず「そうすればよかったのか!」「次解く時はこうしよう!」と考えることが成長に繋がります。
つまり「失敗するからこそ学ぶ」のではないでしょうか?
もちろん長い受検期にはうまくいかず辛いこともあります。そんな時に「今はまだ成長途中」と思えれば、前向きになれるかもしれません。
受検当日が近づき余裕がなくなると、挨拶や感謝、時間を守ること等、日々できていることが疎かになるかもしれません。
しかし「小さな手抜き」が大事な場面で「隙」として現れます。日常の「これくらい、いいや」が試験中の「これくらい、いいや」を生み出す。
宿題をやる、整理整頓をする、友人や家族に感謝を伝える…こうした「当たり前」を大切にすることが高校入学後のあなたを形成する土台になります。
受検が近づくと「力を発揮できなかったらどうしよう」と不安になるのは自然なことです。中には不安に押し潰されそうになる人もいると思います。
しかし見方を180°変えて考えるとどうでしょう?「もし努力不足で当日を迎えたら?」→「受かる気がしない」と不安にすらなれないのではないでしょうか?
つまり「不安は努力したからこそ生まれた感情」とも言えるわけです。
努力した人にとって不安はあって当然。であれば「不安が生まれるほど努力した!頑張ってこよう!」と、不安を「お守り」にしてください。
あなたの力が発揮されることを心から願っています。
(寄稿/よみうり進学メディア編集部)
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