説明会に参加して、志望校とめぐり合おう
1学期も後半となり、受験生の夏が到来した。
公立・私立高校のホームページなどで、学校説明会・体験入学等の日程が発表され始めている。
感染症予防のため、申し込み制や、定員制などの制約はあるが、ぜひ参加しておきたい。
夏休み直前、日々の授業に集中して取り組み、全力で部活の大会、検定などに挑戦してほしい。
多忙な日々が続くが、いろいろな機会を生かして、情報を集め、高校生活を体験して、第一志望の高校とめぐり合おう。

令和8年度の学力検査の各教科の平均点は、次のように発表された(カッコ内は前年度)。 ※1
▽国語 54.0(56.6)
▽社会 60.0(51.7)
▽数学 52.6(52.0)
▽理科 55.3(55.4)
▽英語 60.1(47.1)
平均点の5教科合計は、前年より19.1点高い281.9点になった。
6年度入試から、デジタル採点システムが採用されマークシートに合わせた出題になったが、平均点は上昇していた。
今後は、自分の考えをまとめるような論述問題が増え難度が増してくる可能性がある。
■※1 「公立高校 令和8年度学力検査の平均点」について詳しくは:よみうり進学メディア
千葉県 公立高校「令和8年度(2026年度) 学力検査平均点を発表」
令和8年度入試の公立高校の全日制募集人員は、840人減の2万8,800人だった。
8年度入試(全日制)では、出願が3万2,136人で応募倍率1.11倍、志願確定が3万2,008人で確定倍率1.11倍、実受験は、当日欠席が470人で3万1,538人となり1.09倍で推移した。感染症の罹患者などを対象とする追試験には、256人が受験した。
3月3日に発表された合格者は2万7,005人で実質倍率は1.17倍となっている。※2
公立志望者の減少は、国の就学支援金の増額により私学志望に変化したためと考えられる。
9年度入試の動向が注目されよう。
現中学3年生は、前年より約750人減少し、約5万630人となる。
9年度入試でも公立は定員減になると見られ、例年8月下旬に発表される募集人員が注目される。
■※2 「公立高校 令和8年度の倍率の推移」について詳しくは:よみうり進学メディア
〈2026年度入試〉千葉県 公立高校「志願状況(本検査・追検査)」
8年度入試から千葉県公立高校用の調査書の様式が変更された。
これまでの調査書には、中学校3年間の成績(各教科の評定)、生徒会や学級活動、部活動の記録、特記事項、出欠席の記録などが記載されていたが、このうち出欠の記録、行動の記録、総合所見、総合的な学習の記録が削除された。
3年次は12月中旬に各教科の評定が確定される。各教科の評定は、観点別評価を基にして決定される。
「知識・理解」は定期テストが大きなウェイトを占める。「思考・判断・表現」は、日々の授業の中で、問題意識を持って、自ら考え、判断し、発表することが必要となる。
「主体的に学習に取り組む態度」は、積極的に授業に臨むことや、課題の提出などが、重要な評価 の対象となるだろう。
また、9年度入試から国語の「放送による聞き取り検査」が資質・能力を問う問題に代わることが発表されている。
調査書の評定が重視され、自ら考え、判断し、発表することや主体的に学習に取り組むことが、ますます重要になる。
5月に公立高校の令和9年度入試の選抜要項が発表された。 ※3
私立高校も、学科やコース、募集人員、単願や併願などの制度や基準などが決まってきている。
各学校のホームページで説明会の実施予定を調べ参加してほしい。
また、私学の学校を知る機会として、大規模な私学展が予定されている。
7月25日・26日柏、8月1日・2日幕張、8月23日成田、9月6日木更津などの会場で進学フェア(NPO親子進路応援センター主催)。
9月21日に幕張メッセで県内私立全校が参加する進学相談会(千葉県私立中学高等学校協会主催)。
予約制や入れ替え制などの制約はあるが、話を聞きたい学校を絞り、聞くポイントをまとめて参加してみよう。有意義な1日が過ごせるはずだ。
公立も私立も各学校で、学校説明会や相談会、見学会、体験入学、部活体験など、受験生に学校を知る機会が提供される。
これらの機会を調べ、参加して、活躍する先輩たちの姿を見たり、高校での生活に触れて、志望高校を見つけてほしい。
■※3 「公立高校 令和9年度選抜要項」について詳しくは:よみうり進学メディア
〈2027年度入試〉千葉県 公立高校 「県立高入学者選抜要項」を発表-令和9年度
夏休みを境に、受験で最も重要な時期に突入する。9月になれば、私立高校の前期入試が開始される1月17日まで140日ほどだ。
この間、定期テストや、会場テスト、校内実力テスト、各種検定などを受け、さらに、各高校の体験入学や説明会に参加し、志望校を考えるなどの重要な事項が控えている。
体調に留意すること、2学期(後期)に向けての調査書対策、学力の向上、志望校を見つけること、この4つが皆さんの夏の課題だ。
(岩佐教育研究所 岩佐桂一)
☆よみうり進学メディアではX(旧Twitter)で記事更新をお知らせしています☆
X(旧Twitter)のフォローをすると、随時掲載情報が受け取れます。受験情報をお見逃しなく!
■よみうり進学メディアX(旧Twitter)はこちらをクリック
x.com@yag_ysmedia