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”学校活用術” 続・先生に相談しよう!


大事なのは決める時期ではない

今年は、高校の文化祭が、公開されず、志望校決定のチャンスが減りました。実際に見てみないと決めにくいですね。これから行われる学校説明会にぜひ行ってみてください。
かつて勤務した学校で、新入生に、「志望校はいつ頃決めたか、誰に相談したか、学校選びの決め手は何か。」をアンケート調査しました。決めた時期はいろいろでした。
やりたいことがはっきりしていて、2年生の時に決めた人、学校に実際行ってみて決めた人、中には、年が明けてからとか、願書出願ぎりぎりまでとい人もいました。
大切なことは、自分で決めることです。早く目標が定まる方が良いことは確かですが、自分の人生の大事な選択を、自分で納得して決めてほしいです。
さきのアンケートで願書出願まで悩んだ生徒は、入学後生徒会副会長になりました。そして学校説明会で在校生代表として受験生に言っていました。
「私はぎりぎりまで悩みましたが、自分で決めたので、今とても充実しています」

人に話して自分の気持ちを確かめる
では、決め手は何か。それは、一人ひとり様々です。
決め手が分かれば、志望校は決められます。決め手がはっきりしない、今一つ分からない、というときにどうしたらよいでしょう。それは、誰かに相談することです。
アンケートでは、相談した相手は、ほとんどが保護者、そして先生でした。自分の気持ちを確かめるため保護者と話すことは必要です。そして決断できないときに、自分の知らないことや、新しい情報を与えてくれるのは先生です。
生徒であるあなたのことをよく知り、高校のことも分かっている先生は、あなたの最強の味方です。相談しないなんてもったいないです。

先生は相談を待っている
先生は忙しいので、相談するのは迷惑なのでは・・・。まじめな生徒ほどそう考えます。
そんなことはありません。先生は、授業で教えることだけが仕事ではありません。生徒が目標を定めて、進路を実現するお手伝いをすることが大事な役割です。
また、先生は、相談されることを喜びと思っています。まじめに考え、悩んでいる生徒の相談にのって、一緒に考えることで、自分一人ではたどり着けない結論を得られた時には、先生は心から嬉しいのです。遠慮しなくていいのです。
 自分の中で迷っていること、大切にしたいこと、ぜひ相談してください。ただ、先生の都合もあるので、あらかじめ、いつ相談したらよいのかを聞くとなおよいでしょう。

O.R先生(元公立高校校長)