早くから決めてもいいですが、決める時期と合否との関係性はそれほど強くないので、焦る必要はありません。ただ、志望校向けの特別なテスト対策が必要な場合もありますから、その点を考えると、あまりギリギリになるのは避けたいものです。
志望校決定のプロセスですが、10月ぐらいまでが「調べる時期」、12月ぐらいまでが「絞る時期」、年が明けてからが「決める時期」というのがだいたいのイメージです。
今はまだ「調べる時期」ですから、無理に一つに絞ろうとせず、進学フェアへの参加などを通じてたくさんの学校を候補に挙げられるようにしましょう。
「どこにするか悩んでいます」とありますが、もしかすると、それは情報が少なすぎるためかもしれません。少ない候補の中から選ぶほうが一見簡単そうですが、たくさんの中から選ぶほうが、かえって自分にピッタリの学校が選べるということもあるのです。
志望校決定にあたり、最終的には自分の成績も考慮しなければいけませんが、最初からそれだと選択の範囲が狭まってしまうので、現段階では「行けるかどうか」よりも「行きたいかどうか」を優先しましょう。
内申書とか内申点というのは俗称です。正しくは内申書ではなく調査書、また内申点は調査書に記載されている各教科の評定です。
部活動や学級会活動・生徒活動などをまとめて特別活動と言いますが、これらの記録が入試選抜の中でどれくらい重視されるかは、入試のタイプにもよりますし、学校によっても異なりますから、細かい点は各自で調べてもらうしかありません。
あくまでも一般論ですが、たとえば部活動で言えば、地区大会負けよりも県(都)大会出場あるいは入賞、さらには全国大会出場あるいは入賞というように大会のレベルが上がるほど評価は高まるでしょう。また、部長やキャプテンのような役職についていたほうが評価は高いでしょう。でも、皆さんは入試のために練習を頑張っているんですか?逆ですね。入試とは関係なしに、下手したら入試そっちのけで夢中になってしまうのが部活でしょう。部活と入試を結び付けるのは意味がないです。
英検などの資格はどうでしょう?
英検3級が中学卒業レベルと言われていますから、高校レベルである準2級や2級を持っていると評価される可能性が高まります。ただこれも、一般論としてはということで、どの級をどのくらい評価するかは入試区分ごと、学校ごとに異なると考えておいたほうがいいでしょう。
英検はあともう1回受験チャンスがあるので条件が整えば受けてみなしょう。ただし、学校の英語の成績を上げるための勉強や、入試の学力検査で高い点を取るために勉強がおろそかにしないことです。
いっぺんには上がりません。いくつかの幸運が重なって急上昇することはあるかもしれませんが、安定して今より10以上の偏差値をたたき出せるようにしなければなりません。
あと10上げたかったら、3年までに7上げて、残りの3を本番までに上げる。そういう考えの方がうまく行く可能性が高いと思います。
3年になると皆がんばり始めるので、思ったほど偏差値は上がりません。偏差値というのは結局のところ相対的な順位みたいなものですから、皆が頑張っている状況ではあまり変化がないのです。だから今のうちです。
テストで点数を取りたかったら、ただ教科書やノートを読み返しているだけではダメですよ。問題練習をたくさんやることです。
部活で言えばゲーム形式の練習とか練習試合ですね。基本練習や部分練習も欠かせませんが、実際にゲームをやってみて初めて分かる弱点とか、勝ち負けがかかった場面でしか経験できないプレーもあるでしょう。そういうのと同じです。
いきなり難しい問題集だと心が折れてしまうかもしれないので、簡単なものから行きましょう。
それと、当然のことですが学校の授業を真面目に受けて、毎日家で復習して、できれば予習もすることです。今のうちにそれが出来るようにしておけば、偏差値10アップは意外に簡単かもしれませんよ。
定期試験でそれなりの点数が取れているのは、授業をきちんと受け、テスト前もしっかり勉強できているからです。そこは認めてあげましょう。それが出来ていないお子さんも多いのです。
定期試験と模擬試験の大きな違いは出題範囲です。出題の形式なども異なる場合もあるのですが、やはり一番の違いは範囲です。
定期検査では通常、直近1か月以内に習ったことを勉強しておけば、必ずその範囲内から出題されます。
一方、模擬試験ですが、通常は既習範囲すべてが出題範囲となります。分かりやすく言うと、1・2年生で習った範囲も常に出題される可能性があるため、非常に範囲の広いテストになっているということです。
範囲の広いテストで点数が伸びないのは、1・2年の範囲に理解が不十分なところがあったり、忘れてしまったところがあったりするためだと考えられます。
問題集などを使って、1・2年の範囲の復習をすることをお勧めします。
なお、もう一言付け加えますが、これから受けるテストでもっとも範囲が広いのは本番の学力試験です。それを考えると、早めに1・2年の復習をする必要があることが分かりますね。