「学校説明会は私たちがご案内します。緊張しなくても大丈夫ですよ」と話す２年生のYさん（東大和市立第四中学校出身）とTさん（府中市立府中第六中学校出身）。
２人は「タチカワガールズ スチューデントアシスタント（ＴＧＳＡ）」のメンバー。ＴＧＳＡは有志で構成され、説明会の校内設営、中学生と保護者を案内する「校内ツアー」のアテンドを行っている。
今年度１年生のＴＧＳＡ参加希望者は40名を超え、中にはYさんが案内した１年生も。「入学後に報告しにきてくれまして驚きました」という嬉しいエピソードも。
70畳の作法室前でツアーのフラグを手に持つTGSAの2人
「自分の感想や毎日の実感なども加えてお話しします。聞き手の立場に立って、いい印象が残るように工夫しています」とTさん。
「自慢の70畳の和室に案内すると、まず保護者の皆さんが広さと畳の香りに驚かれます。そこがチャンス。雰囲気がほぐれ、話が弾んできます。質問も受けますよ」とYさん。
実際に参加した経験があるTさんは「高校生ってすごいな、こうなりたいな、と思っていた自分も今ではＴＧＳＡのメンバーです」と笑いながら教えてくれた。
同校では本年度からキャリア教育の一貫として「Ｓプロジェクト」を開始。大学や専門学校などで、各々の興味や進路選択のサポートをしていく。
「ホテル・ブライダル業界などの接客業を学ぶ講座から、英検や大学入試対策の小論文の講座もあります」とYさん。Tさんは「進路選択前にいろいろ考えたいので、パティシエの専門学校を選びました」。今後は「Ｓプロジェクト」の体験談なども聞くことができるかもしれない。
最後に受験生へのメッセージ。「学校訪問だからと構えないで。私たちが緊張をほぐしますし、楽しい時間にしますよ」と頼もしい２人。
今年度の説明会は、７月から実施予定。校内ツアーに加え「生徒が語る立川女子」としてＴＧＳＡメンバーのトークも開催。予約申し込みもできるＬＩＮＥ、さらにインスタも設置。
笑い声があふれる校内、充実した生徒たちの様子を実際に見学してほしい。
（よみうり進学メディア編集部）
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