よみうり進学メディア

埼玉 高校レポ
2022.9.20

叡明高校(埼玉県越谷市)/ダンス部 プロの指導受け、全国三冠めざす

叡明高校(埼玉県越谷市)ダンス部を訪ねました。
同校はJR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」から徒歩7分の好立地にあります。同線利用で、さいたま市や隣接の千葉県からの通学も便利です。また「南越谷駅」「新越谷駅」乗り換えで、東武スカイツリー線沿線からの通学者もたくさんいます。

部活動は盛んで、運動部ではバドミントン部や野球部など、文化部では合唱部や吹奏楽部などが実績を残しています。女子硬式野球部、阿波踊り同好会など、他校にはあまりない活動もあります。
なかでも、いま最も勢いがあると言っていいのがダンス部です。高校ダンス部には創作ダンスを中心に活動する学校と、いわゆるストリート系やヒップホップ系を中心に活動する学校がありますが、同部が目指すのは後者です。

プロダンサーの指導で急成長

同部は今年4月、「マイナビハイスクールダンスコンペティション2022LARGE部門」(略称ハイダン)で全国大会優勝を果たしました。
また、日本高校ダンス部選手権(通称ダンススタジアム)や全日本高等学校チームダンス選手権(通称チームダンス)の全国大会でも好成績を収めています。創部8年目にして、今や埼玉県高校ダンスを代表するチームのひとつとなっています。
チームの急成長を語る上でプロダンサー・MAA(まー)さんによる指導を欠かすことは出来ません。MAAさんは松下優也・倉木麻衣らのバックダンサーや振付を担当するほか、キッズや若い世代の育成にも力を注いでいます。チームは2年前から定期的にMAAさんの指導を受けるようになり、一気にトップレベルに駆けあがりました。

ダンス通して精神面の成長も

部員は約60人ですが、女子が主体で男子は6人ほどです。半数は中学校時代、ダンススクール等で経験を積んでいますが、残り半数は未経験者です。練習は週4回3時間が基本です。
前キャプテン、3年生のMさん(千葉県・流山市立おおたかの森中学校出身)に話を聞きました。Mさんは叡明ダンス部に入りたくてこの学校を選びました。MAAさんの指導を受け技術的に向上したのはもちろんですが、メンバーとの協力や相手を思いやる気持ちなど、精神面での成長が大きかったと振り返っています。
新チームはハイダン、ダンススタジアム、チームダンスの全国三冠を目指しています。

叡明高校ホームページはこちら

(よみうり進学メディア編集部)

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