我孫子二階堂高校は、学力を高め、高いレベルの志望大学へ現役合格を目指す「進学コース」と、基礎学力をしっかり固め、広い視野で自分の可能性を探す「総合コース」の2コースを備えている。『学びサポート』に定評があり、一人ひとりの進路希望に対応している。昨年の進学実績は91%だった(専門学校含む)。
同校について、進学コースの2人に話を聞いた。
Oさん(1年生、松戸市立第二中学校出身)が話してくれたのは、授業の分かりやすさだ。
例えば数学の問題演習では、解法に必要な知識を一から順序だてて解説してくれる。それでも分からなかった時には、先生に直ぐ聞きに行けるそうだ。最近の相談では「図で分かりやすく説明してもらいました。次のテストも良い感じでいけると思っています」と、着実に実力を伸ばしている様子だ。
また学食や購買については、毎日献立が変わる定食や丼もの、デザート系や、唐揚げやポテトフライなど品数が豊富なことを紹介してくれた。「中学の時にはなかったので、よく利用しています。軽食やアイスを買って、外のベンチや教室で食べています。外で友達と話ながらだと、昼休みもあっという間です」と、高校生活を満喫していることも話してくれた。
Hさん(2年生、柏市逆井中学校出身)が紹介してくれたのは「先生との距離が近い」ことだ。勉強に関してはもちろん、日常の中で不思議に思っていることなど、疑問に思い、自分で解決できなかったことを聞きにいくそうだ。最近の例では、「風はどこから生まれるのか」が気になったので理科の先生に聞いたところ、気圧差で生じることなどを解説してくれたそうだ。「いろいろな先生がいて、それぞれの経験を交えて、様々な話を教えてくれます。一言にすると『飽きない学校』です」と纏めてくれた。
最後に2人から、今の時期の受験生に向けてメッセージ。「過去問題集に取り組み、出来なかった問題はしっかり解けるようにしましょう」とOさん。「意外な箇所が分からなかったりします。間違えた問題は、教科書を見返したり、先生に聞いたりして、分からない事が無いようにしましょう」とHさん。ぜひ参考にしてほしい。
(よみうり進学メディア編集部)
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