よみうり進学メディア

千葉 高校レポ
2022.11.17

千葉商科大学付属高校(千葉県市川市)「地元特産品開発『価値創造プロジェクト』に取り組む」‐先輩たちにインタビュー

新校舎の完成、制服のリニューアルなど、改革を重ねる千葉商科大学付属高校。今回は商業科の4人、Oさん(船橋市立七林中出身)、Sさん(松戸市立常盤平中出身)、Mさん(白井市立大山口中出身)、Wさん(船橋市立八木が谷中出身)に話を聞いた。

同校商業科では「地元企業と共に新しい価値を創造する」をコンセプトに、企業と共同で地域を代表する特産品を作る『価値創造プロジェクト』活動を行っている。

プロジェクトでは「道の駅いちかわ」で行ったアンケート調査をもとに商品を作り上げるのだが、調査についてOさんは「最初は緊張してお客様に声をかけるのも躊躇しましたが、良い商品を作りたいという気持ちで一生懸命声掛けをしました。普段学んでいる市場調査などのマーケティングの知識を実践できる良い機会でした」と頑張ったことを話してくれた。

調査の結果、学校の近くにある史跡「矢切の渡し」をモチーフに、舟形のシュー生地に生クリームとフルーツを乗せた御菓子を制作することになった。他にも、地元に伝わる「手児奈(てこな)伝説」がモチーフのお守り型のクッキー、さらに「豆腐バー」や「焼肉のたれ」など。これらは今後「道の駅いちかわ」などで販売を予定している。

「焼肉のたれ」の開発に関わったSさんは味について「材料をグラム単位で何度も調整し、できるだけターゲットの好みに近い味へ調整するのが大変でした。今は最終段階でパッケージデザインを検討しているところです」と話す。また「商業の学びと資格を活かした大学進学を考えています」と話している。

MさんとWさんは学校の良いところのひとつ、新校舎について「雰囲気が明るくなりました。大きな吹き抜けは、まるでショッピングセンターのようです。ソファ、ベンチや机など、交流できるスペースが豊富です。バリアフリーにも配慮されていて、大きな楽器の運搬も楽になりました」とWさん。Mさんは「図書館前の学習スペースや多目的室など、勉強できる場所が増えました。校舎のコンセプトが『繋がり』だそうで、先生とも他コースの皆とも交流の機会が増えました」と紹介してくれた。

千葉商科大学付属高校ホームページはこちら

(よみうり進学メディア編集部)

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