「共に学び、共に育む明るく規律ある学園」を校訓に、勉強や学校行事、部活動の全てに一生懸命な生徒が集まる鵠沼高校。
今回は、多くの大会で優秀な成績を残すなど、県内外で活躍するマーチングバンド部へ話を伺った。
同部の練習は週4回、平日は放課後の約2時間、土曜日は約4時間行っている。その成果は、秋から始まる「マーチングバンド全国大会」や自治体イベントへの客演、文化祭など様々な場で披露されている。
部長のK・Aさん(3年・藤沢市立湘洋中学校出身)は入部の理由について「元々は別の部に入るつもりでしたが、入学式の際に披露いただいた先輩方の演奏を見て、かっこいい!と思ったのがきっかけです」と教えてくれた。
マーチングバンド部の魅力について、副部長のS・Mさん(3年・茅ヶ崎市立西浜中学校出身)は「全員の動きと演奏を揃えるために、自分のパートを完璧にこなしつつ、周りに気を配り常に状況を把握するのは大変です。その分、チームとして良い結果が出た時の喜びは大きいですし、仲間が難しい役割を成功させた時は自分のことのように嬉しくなります」と語ってくれた。
また、勉強との両立については、授業の合間や部活動後に集中して取り組むことで実現させているそうだ。Kさんは「スキマ時間を有効に使うのがポイントです」と話す。
最後に二人から中学生へ、「吹奏楽経験者もいますが初心者も多く、誰でも活躍できる環境です。高校から団体競技を始めてみたい人は、是非、一度見学へ来てください」とメッセージをくれた。