日本大学の付属高校である同校は、90%以上が大学進学する中で、58%が日本大学に進学する。大学付属校のメリットを活かした高校生活を伺った。
ソフトボール部で活躍する、キャプテンのH・Mさん(2年・江戸川区立小松川第二中学校出身)と、N・Cさん(2年・練馬区立上石神井中学校出身)に話を聞いた。
2人は中学時代もソフトボールで活躍した選手で、高校でもソフトを続けながら大学に進学することを目標に、高校選びをしたと言う。「付属校は受験勉強の時間を大好きなソフトに充てることができるのが魅力でした」と2人は話す。
体験入部に何度も参加し、部活動の雰囲気や練習施設、先輩方の優しさにも触れ、一番プレーがしたいと思った同校に決めたと言う。
今は新チームで新たな戦いが始まり、「先輩の存在が大きかったことに気が付きました。率先して声出し、活気のあるチーム作りをしています」とHさん、「メリハリのあるキャプテンで後輩からも慕われています」とNさんは話す。また、先輩からは「日大の基礎学力到達度テストのことや通学時に単語帳を読むこと、授業に集中するように」と貴重なアドバイスをもらったと2人は教えてくれた。
普段の高校生活は、「伸び伸びと明るい女子校で何にでも打ち込めます」(Hさん)。「男子の目が気にならないので、授業や学校行事が楽しいです」(Nさん)と2人は女子校ならではの楽しさを語ってくれた。
女子だけの個性を発揮しやすい環境や、付属校のメリットを活かし、生徒は伸び伸びと高校生活を送っているようだ。