グローバル・AI化など次世代のリーダーとなる人材育成を目指す国際教養と理系先進の2つの専門コースとS(特S)コースと共に、個性あふれる新しい風を吹き込む駒込高校。
今回は文化祭の準備で多忙の中、生徒会役員のS・Iさん(2年会長・江東区立深川第五中)、I・Kさん(1年・市川市立塩浜中)、N・Yさん(日光市立東中)の3人に話を聞いた。
駒込高校の文化祭に来校するとまず一番に目に入るのが、実行委員の門製作係による力作の巨大な入場門だそうだ。また、全校34クラスで分担して作る巨大壁画も同校の名物企画だ。今年は北斎の浮世絵をモチーフにちぎり絵のパネル(畳大)34枚で制作する大作だ。「先輩からしっかり引き継がれているので準備万端です」とSさん。
そして、中夜祭では、先生バンドや駒込ダンスクラブ(KDC)が会場を盛り上げるそうだ。「1年生には未知の世界で、駒込高校の一体感が今から楽しみです」とNさん。
文化祭は、生徒会と文化祭実行員会が主体となり春先から綿密な準備のもと行う。Sさんは「みんなで分担して作業しているので安心です」、Iさんは「先輩の隣で見て仕事を覚えています。丁寧に教えてくれるので助かります」と次の世代へしっかりと引き継がれて行く。
佐土原さんは「学校行事は一致団結して取組み、生徒が多い分、出会いもたくさんあり楽しい学校です」と話す。
同校では入学後に比叡山で研修を行う。そこで培う「絆」や「団結力」が、行事や様々活動の場に活かされていると、3人は最後に話してくれた。