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埼玉 高校レポ
2019.10.12

高校授業見学・開智未来高校(日本史)プロも感動、達人の授業 

高校授業見学・開智未来高校(日本史)プロも感動、達人の授業

この授業を受けたくて入学した生徒も

開智未来高校では、寺岬満志先生による「3年日本史演習」を見学しました。

この学校には教育関係者から「世界史の工藤」と称されるほど素晴らしい授業を展開する達人・工藤智先生がおられますが、双璧をなすのが「日本史の寺岬」こと寺岬満志先生です。お二人の授業を受けたくて開智未来に入学したという生徒も少なくありません。共通するのは門外不出のオリジナルテキストによる授業で、どんな参考書にも負けないこのテキストを欲しがる人も多いのですが、これを手にできるのは開智未来生だけの特権です。

お二人の共通点はもう一つあります。共に県立高校の先生でしたが、前校長・関根均先生(現顧問)の教育方針に共鳴し、定年を待たず若くして私立高校に移ってきたことです。

塾の先生をうならせるテンポの良さと奥深さ

この日は午前中、塾の先生方を対象とする学校説明会が行われ、午後は希望者に授業が公開されました。そこで塾の先生にも一緒に授業を見てもらい、感想を寄せていただきました。

一人目は教学館(越谷市)の木下絢一先生です。「寺岬先生は、単調になりがちな日本史の授業をテンポ良く、そしてドラマティックに展開していて、何度も鳥肌が立ちました。自分もこういう先生に習いたかった」と、と絶賛しています。

二人目は幸彩学習塾(久喜市)の根岸孝之先生です。

「テンポがよく、1時間の密度がとても濃い授業だと感じました。歴史の深さを知ることができ、もっと歴史が好きになる授業だと思いました」と、やはりテンポの良さに感動した様子です。

ずっと聞いていたい授業

寺岬先生の授業では、板書はあまり多くはありません。生徒の手元に鉄壁のテキストがあるからでしょう。

ところどころで興味深いエピソードが語られますが、これらは生徒の頭の中にある断片的な知識をつなぎ合わせたり、次の興味へ結び付けたりする役割を果たしています。一見雑談と見せかけて、実は歴史の奥深い世界に生徒を導いて行くという達人ならではのテクニックは、経験の浅い先生には難しいでしょう。

ずっと聞いていたい授業とは、このような授業を言うのでしょう。

この日は1955年前後の現代史を扱っていました。週当たりの授業時数が多いとは言え、9月の段階でここまで進んでいることにも驚かされました。

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