在校生による学校説明会が大好評の立川女子高校。
「今年は私たちがご案内します。ぜひ来てくださいね」と迎えてくれたのは、2年生のNさん(東村山市立東村山第三中学校出身)とIさん(三鷹市立第四中学校出身)。
2人は「タチカワガールズ スチューデントアシスタント(TGSA)」のメンバー。
TGSAは有志で構成され、説明会の校内設営、中学生と保護者を案内する「校内ツアー」のアテンドを行う。
説明会の司会も担当した2人は、およそ300人の前で式の進行を管理。「説明を行う先生たちが話しやすいよう、会場の皆さんが聴き取りやすいよう、話し方を工夫しています」とNさん。
説明会はYouTubeで生ライブ配信もされた。「初めてのときはすごく緊張しました。でもお互いに『大丈夫!』と励まし合いました」とIさん。「生配信で何が起こっても平常心です。緊張よりも、来年仲良くなりたい後輩に『この学校へ来てね』と伝えたくて頑張れます」と笑顔を見せた。
説明会の後は校内ツアーへ。先輩たちから引き継いだ案内台本があるが、だんだん見なくなるのだとか。理由を尋ねると「台本から顔を上げて、参加者の表情を見る方が大切だと気付きました」とIさん。続けてNさんは「台本の朗読よりも、自分の言葉で質問に答えて、学校の良いところを理解してほしいと思います」。
子供好きな2人は、大学への進学や児童心理士・保育士への夢に向かっているところ。「TGSAで初対面の人への説明や受け答えに慣れてきました。面接にも役立ちそうです」とNさん。「中学時代は前にでようという気持ちになれなかった私が『やってみるとできる』がいっぱいあることに気付き、自信につながりました」とIさん。
最後に受験生へ「受験勉強は大変だけど、楽しい高校生活が必ず待っています。とりあえず今はがんばってみよう」と声を揃えた。相手を理解し、言葉を選んで表現する。受験生への心配りも込めたメッセージが印象的だった。
(よみうり進学メディア編集部)
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