京王線笹塚駅から徒歩約5分。過去にはインターハイ4連覇を果たした強豪、富士見丘高校のテニス部。
夏休みの練習を終えたテニス部の2年生、部長のAさん(調布市立第六中学校出身)と、副部長のOさん(府中市立府中第六中学校出身)に話を聞いた。
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「テニス部の説明はこう」「伝えたいことはこう」とメモを携えての登場。
6月に引退した3年生から引き継いだ「テニス部の素晴らしい先輩たちの伝統を受け継ぎます」と、一生懸命な時期だった。
同校は硬式テニスで、中・高合同。土曜日を含む週4日活動、平日は3時間で基本メニューを、土曜日は内容を濃くして活動している。「夏休みも3~5時間の練習をします」と元気だ。
「今は『先輩たちはすごかった』の気持ちでいっぱいです。練習メニューは2年生で相談し、部長が最終決定します。レシーブの強化など、足りないところの補強がメインですが、同校で活躍したOGで顧問となった竹内夕季先生から『これはなんのため?』と意味を問われ、自分とは別な視点や、もっと全体を見渡さなくてはと考え直します。やることがいっぱいです」とAさん。
「私は部長をサポートしていきます。1年生には声出しが大切だと伝え、率先して行動しています。集中力を高め、ケガを防止する目的もあります」とOさん。
部員の状況を判断しながら熟考する部長と、部員を鼓舞するムードメーカーの副部長。話しぶりからも2人のパートナーシップが感じられる。
「部活がない火・木曜は、放課後も残って図書館で勉強します。家より集中できます」とAさん。
「すき間時間を活用し、通学時間に単語帳や教科書を、常にコツコツ見るようにしています。これは先輩たちから聞いたコツです」とOさん。
「テニス部は部活だけでなく校内で活躍する人が多い。勉強もそうだし、文化祭や体育祭の委員会活動でも。サポートが上手いテニス部だから」とOさん。
「テニス部で培われた気遣いと礼儀、特に挨拶と敬語は校内でもいちばんだと自信があります」とAさん。
2人が特に笑顔になったのが体育祭の対抗リレーの話。「ライバルはバスケ部。運動部トップの座はテニス部、これを守ります」と話が盛り上がった。
最後に2人から「学校説明会では部活体験もあります。初心者歓迎です。女子同士でわいわい楽しくやっています。仲良くなりやすい環境なのを実際に見てくださいね」とメッセージをくれた。
(よみうり進学メディア編集部)
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