キャンパスに足を踏み入れると、教室や廊下の美しい佇まいに目を見張る。
２０２１年に完成したばかりの学び舎は清々しく、キャンパス内は緑にあふれている。
そんな鎌倉女子大学高等部を紹介してくれたのは、KAさん（横浜市立港南台第一中学校出身）とKNさん（横浜市立秋葉中学校出身）、プログレスコース１年生の２人。
KAさんは「母の勧めで授業体験に参加しました。ネイティブの先生による英語の授業がとても楽しかったことを覚えています。緑が豊かなキャンパスもとても気に入っています」と話す。
KNさんは「全国大会出場レベルの力を持つマーチングバンド部の練習を見学して、私もこの部活で頑張りたいと思ったことが入学のきっかけです」と振り返る。
高等部は英語教育に力を入れグローバル人材をめざす国際教養コースと、勉強と部活動の両方に取り組むプログレスコースの２コース制。それぞれの目標に叶った学びを実践している。
KAさんはバレーボール部、KNさんはマーチングバンド部に所属して、ほぼ毎日のよう練習に取り組む。
「勉強だけでは経験できない先輩や仲間とのコミュニケーションや、技術を身につけながら人間的な成長もできることが魅力です」と２人。
また、入学して実感するのが整った教育環境だ。各教室はホワイトボードを採用し、映像やデジタル教材にも対応。明るい開放的な図書館は蔵書数６万冊を超える。
自習をはじめさまざまな使い方ができるラーニングコモンズなど、魅力的な施設が整っている。
受験を控えた中学生に、KAさんは「ぜひ授業体験に参加してほしい。学校の雰囲気を実感できるチャンスです」、KNさんは「どこの高校でも、きちんと目標を決めて努力を続けることが大切だと思います」とアドバイスをくれた。
８月から授業体験や学校説明会が毎月開催される。秋に行われる文化祭も学校を知る絶好のチャンスとなるだろう。
同校は２０２６年に男女共学に移行し、鎌倉国際文理高等学校として新たに出発する。今はその助走ともいえる期間だが、未来に向けてさらに大きく進化していくのが楽しみだ。
（よみうり進学メディア編集部）
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