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武相高校(横浜市港北区)/ボクシング部 「強豪の強みは日々の練習と部員同士の励まし」

武蔵の国と相模の国を見渡せることから名づけられた武相高校は、文武両道の学び舎として広く知られている。体育コース、総合コース、進学コース(進学クラス・特進クラス)が設置され、自分に合うコースを選択できることも魅力となっている。

同校の中でも強豪校として知られるボクシング部を訪ねた。
紹介してくれたのは進学コース3年のMさん(厚木市立依知中学区出身)と、進学コース2年のTさん(横浜市立瀬谷中学校出身)。ふたりとも中・小学生の頃からボクシングジムに通い練習を積んできた。

 

現在、同部では19人が活動。月曜から土曜の週6日間、朝の走りこみから始まり、授業が終わった放課後の約2時間、みっちり練習に取り組む。

強豪校と言っても、部員の半数は初心者だ。毎日の練習とメンバー同士が励まし合いながら力を蓄えてきた。
2024年のインターハイ予選(県総体)では、フライ級のMさん、ライトフライ級のTさんはともに優勝。ほかのバンタム級、ライト級、ライトウェルター級でも武相高校が優勝した。

チームを挙げて8月に行われるインターハイを目指す。
「練習量では負けていないと思うので全力で頑張ります」とMさん、Tさんも「初めてのインターハイですが、上位を目指して勝ち上がっていきたい」と意欲に燃える。

 

ボクシングには減量がつきもので、フライ級は52キロ、ライトフライ級は49キロで試合に臨む。ふだんはその体重を超えても構わないが、試合の2週間前から減量に励む。
「そのためのメンタルの強さが必要だと思います」とMさん。それでも「2年生のインターハイでは団体5位だったのですが、全員で温泉のサウナで汗を流し、キツイ減量をみんなで乗り越えたことが思い出に残っています」と振り返る。

武相高校ボクシング部のモットーは「継続は力なり」。日々の練習をこなしながら、その先にある楽しさを実感してほしい」と2人。
さらに文武両道を実行する男子校としての醍醐味も外せないようだ。「男子校ならでは、思い切り自分の素を出しながら、弾ける楽しさを味わって」と加えてくれた。

武相高校ホームページはこちら

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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