聖園女学院高校は、藤沢市を見渡す丘の上にあるカトリック系の女子校だ。同校の部活動は文化部8部、運動部9部に加えてカトリック校ならではの活動として聖歌隊・ハンドベルクワイアが活動している。
部活動や学校について、今春から高校募集を再開したばかりの同校の新一年生に話を聞いた。
Yさん(横浜市立南希望が丘中出身)はバレーボール部に所属し、学校生活を満喫している。部員は中高合わせて20人ほどで、活動は週2回。限られた時間の中で、今は8月下旬のカトリック校女子球技大会優勝に向けて練習に励んでいる。
「バレーボールはコートにボールを落とすことなく、3回以内で相手コートに返球しあうため、協力し合わなければいけない競技です。聖園のバレー部は皆仲良く、コミュニケーションはとても良いと思います」と話す。Yさんにとって部活動は「楽しく、気分を明るくできる場所です。勉強に疲れた時などの気分転換に最適です」と紹介してくれた。
取材に同席してくれた級友のSさん(藤沢市立藤ケ岡中)は、同校の女子校かつ小人数校ならではの良さを話してくれた。「皆仲良く、良く話し合い、いつも活発に意見交換しています」。
Oさん(茅ヶ崎市立浜須賀中学校出身)は「女子校だからといって、おとなしいわけでなく、皆明るく元気で、馴染みやすかったです」。
Sさん(小田原市立城南中学校出身)も、いつもクラスメイトと勉強を教え合っていると言い「しっかり勉強しながらも、毎日が楽しく過ごしています」と話してくれた。
また、Hさん(藤沢市立鵠沼中学校出身)は、リニューアルされたばかりの制服について「スカート裾の湘南ブルーのグラデーションが綺麗です」と紹介。
Mさん(藤沢市立湘洋中学校出身)は、「文化祭に訪れた際、受付にいた先輩方の立ち居振る舞いや、言葉遣いに感動しました。私も、そんな素敵な女性になりたいです。」と、目標を語ってくれた。
話は尽きなかったが、最後に中学生たちに向けてメッセージ。「学校選びは、自分の直観を信じてください。一度来ていただければ『聖園だからこそ』の良さを実感してもらえると思います」。ぜひ訪問してみてほしい。
(よみうり進学メディア編集部)
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