日本大学第一高校は1913年に日本大学最初の付属校として設立され、110年以上の伝統と実績を誇る。校訓である「真・健・和」に基づいて、将来を担う人材の育成に力を入れている。高いレベルで活躍する部活動も多数あり、多くの生徒が勉強と部活動に励んでいる。
今回は、都大会ベスト16を目指し練習中の女子バレーボール部に所属するSさん(墨田区立本所中学校出身)と、Wさん(板橋区立赤塚第一中学校出身)の1年生2人に話を聞いた。
練習は放課後15時半から18時まで、木曜日以外の毎日行われ、日曜日には練習試合が組まれる。
小体育館棟5階のバレーコートが毎日使用可能。また、夏の酷暑にも対応する冷房が完備されている。
練習内容は、基本練習に始まり、ボールを使ったパスやトス回し、レシーブの練習、そして試合形式の練習と続く。
日曜日にはOGの大学生や社会人の先輩も練習に参加してくれて心強いそうだ。
3年生の多くは既に引退、2年生中心の新チームでこの夏を迎えている。「3年生がいた時のような強いチームを目指し、練習を重ねて都大会ベスト16に入りたいです」と2人は意気込む。
1年生から既に進路に向けたカリキュラムが始まっており、2人もこの夏休みには大学のオープンキャンパス訪問という課題がある。日本大学を含む3校を部活動の合間を見て訪問する計画を先輩に相談しながら立てたそうだ。
「入部して直ぐ、先輩に日本大学への内部進学の方法などを聞きました」「文理選択や日大進学クラス・難関大学進学クラスの相談もしました」と2人は話し、部活と勉強の両立をしっかり考えているようだ。
「どの先輩とも仲が良く、みんな親身になって教えてくれました」と、部活での縦の繋がりの強さを感じる。同時に「クラス担任や部活顧問の先生もその都度相談に応じてくれます。明るく楽しい仲間と先生に囲まれています」とSさん。
そして「どの先輩も、部活と勉強の切り替えが上手です。きっとすごく勉強も頑張っているんだろうと思います」とWさんは、良い手本となる先輩の姿を見ている。
女子バレーボール部は創部以来、大学進学率100%を継続。こうした部活と勉強に取り組む雰囲気が毎年繋がり続ける理由のひとつになっている。
女子バレーボール部では部活動見学も実施。高校でもバレーボールを頑張りたいと考えている生徒は、中学校の先生に相談してください。
(よみうり進学メディア編集部)
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