15万㎡超のキャンパスに人工芝のサッカー場・ラグビー場・陸上競技場など様々な施設を有する八千代松陰高校。
校内合宿中の男子バレーボール部の練習は、酷暑をも忘れる冷房完備の第2体育館で行われていた。部員皆から礼儀正しい挨拶をいただき、気持ちの良い取材となった。
今年のインターハイ千葉県予選で惜しくも3位となり、3年生が引退し新チームで練習を行っていた。キャプテンのSさん(酒々井町立酒々井中学校出身)と、副キャプテンのTさん(鎌ヶ谷市立鎌ヶ谷中学校出身)、そして前キャプテンの3年生のOさん(成田市立公津の杜中学校出身)に話を聞いた。
「今年1月の新人戦でベスト4になりチーム状態も非常に良く、優勝も狙えるチームでしたので本当に悔しかったです」とOさん。「先輩たちとインターハイに出たかったです」と後輩の2人は続けた。
「今はこの悔しさをバネに、8月中旬に行われる県内私立高校大会で必ず優勝を勝ち取ります」と新キャプテンのSさんは意気込む。
厳しい練習の中でも雰囲気作りを大切にし、「部員に寄り添う気持ちで声を掛けています」とSさん。また、2年生で役割分担を決めて、新キャプテンをフォローしているそうだ。
国公立難関私大にも多くの合格者を輩出する同校。文武両道を実践する同部では「通学時間などの隙間時間に英単語を覚えています」とOさん。「部員皆で教室に集まる『バレー部勉強デー』もあります。定期テストの対策や苦手教科を教え合っています」とTさんは伝統の取り組みを教えてくれた。
また「進学コースでは5教科で習熟度別クラス(レッスンルーム制)が採用されていて、自分のレベルに合った勉強ができます」とSさん。「模試対策や苦手教科の復習、大学の総合選抜型入試にも対応する『土曜講座』で自分の学びたい分野の勉強ができるのがとても嬉しいです」とOさん。Tさんからは「部活や勉強の気分転換に、明るく清潔感一杯のカフェテリア(学食)もお勧めです」と校舎自慢も。
「八千代松陰のバレーボール部に入れば、バレーボールの実力も勉強の成績も必ず伸びます」と文武両道の伝統をSさんは力強く語ってくれた。
(よみうり進学メディア編集部)
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