よみうり進学メディア

千葉 高校レポ
2024.11.20

千葉商科大学付属高校(千葉県市川市) 「新校舎で広がるつながりと、高大一貫教育の魅力」

生徒会長を務める3年生のHさん(鎌ケ谷市立第五中学校出身)に千葉商科大学付属高校の魅力について聞いた。

昨年完成したばかりの新校舎は、「未来・地域・生徒同士が『つながる』校舎」をコンセプトにした、それぞれが交流できる空間設計が特徴だ。
「ショッピングモールみたい」とHさんが紹介する校舎内には、テーブルや椅子、カウンター、ラウンジなどが随所に設置されており、生徒たちはそこで自由に語り合い、学習している。
「自然と顔見知りが増えます。普通科の私ですが、商業科にも友達がたくさんいます」とHさん。学年を超えた交流も盛んで、後輩たちから進路相談を受けるなど、生徒同士のつながりが深まっている。

先生との距離も近く、気軽に相談できる雰囲気も魅力のひとつ。「先生方は、勉強のことはもちろん、ちょっとした悩みも快く聞いてくれます。服装などの指導もありますが、一人ひとりをしっかり見てくれている現れだと感じます」とHさんは話す。

 

同校では、付属大学との連携による「高大一貫教育プログラム」が実施されている。このプログラムでは、生徒一人ひとりが将来のライフプランを設計し、大学で学ぶ金融リテラシーを高校の段階から習得する。

Hさんは、このプログラムで自動車保険について学び、「良い意味で、現実が見えました」と話す。高校卒業後に車が欲しいと思っていた早川さんだが、取得にかかる費用や保険などを詳しく知るにつれ、その負担の大きさに改めて気づかされたという。「生活に直結したことを学べる良さを実感しました」。
また「付属大学での単位を先取りできることも良いのですが。税金や社会保険のこと、資産形成など、将来絶対に必要な知識を高校のうちから学べることはすごく良いと思っています」と、高大一貫教育プログラムの内容が有意義だと話してくれた。

最後に中学生に向けて「私が中3のときはメンタル面でとても不安定でした。皆さんは、自分に向き合い、意思をしっかり持って、周りに流されず、やりたいことを貫き通してください。そして入試までに学んだことやがんばりは、どんなことでも絶対に無駄なことはありません。自分を大事に、精いっぱいやってみてください」と、後輩たちへエールを送った。

 

千葉商科大学付属高校ホームページはこちら

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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