キリスト教の精神に基づいた教育を行う聖ヨゼフ学園高校。共学化から2年が経過、女子校時代からの温かい雰囲気はそのままに、少人数制の中で生徒たちは互いに親睦を深め切磋琢磨している。
同校は「総合進学コース」「AE(アドバンスト・イングリッシュ)コース」「IL(インクワイアリーベースト・ラーニング)コース」の3コース制で、生徒一人ひとりの目標に応じた学びを提供している。
まず、総合進学コースのIさん(2年・川崎市立南加瀬中学校出身)は、文理を問わず幅広い科目を選択しながら基礎力を養っている。定期テストに加え単元ごとの小テストも多く、毎日の予習・復習が重要だと話す。
次に、AEコースのKさん(2年・横浜市立中川西中学校出身)は、週に8~11時間ある英語の授業について、授業は英語の発信力の向上に特化し、時間内は先生からの指示はもちろん、生徒同士の会話もすべて英語で話す。
「最初は戸惑いましたが、徐々に英語力が伸びてきた実感があります」とKさん。
月に1万字以上の英語の本を読み、スピーチやプレゼンテーションを通じて実践的なスキルも磨いていく。また、年2回のGTECや英検準1級合格を目指し、さらにモチベーションが高まっているという。
最後にILコースのSさん(2年・横浜市立松本中学校出身)は、自らの興味に基づいたテーマを探究するプロジェクト型の学習に取り組んでいる。SさんはSDGsをテーマに「波力発電」について探究、将来の電力問題に対する解決策を模索している。
3人とも、1年次にはメンターのいる学習室を放課後に利用し、高校での勉強方法や学習習慣を身につけたそうだ。また全学年2クラスという小規模のため、先生との距離が近く、進路相談や学習面でのサポートが充実していると強調。
加えて生徒主体で運営される行事や活動が多く「ヨゼフでは自分を表現するチャンスが多い」と口を揃えた。
最後に「2024年11月23日(土)に生徒が企画運営する学校説明会があります。私たちも参加する予定ですので、多くの受験生にお会いできるのを楽しみにしています」と3人とも笑顔で話してくれた。
(よみうり進学メディア編集部)
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