進路希望に応じたコース制で一人ひとりの進路実現に力を入れている橘学苑高校。
その校舎について「緑が多く、様々な場所に壁画や美術品があり芸術にあふれています」とHさん(横浜市立新田中学校出身)は紹介してくれた。
Hさんは文理総合コース(現・総合進学クラス)で、文系大学への進学を目指している。進路を決めかねていたとき、先生方が丁寧に相談に乗ってくれたそうだ。学力の向上も実感していると話す。英語を長文で読むことができるようになり、今は英検2級を目指しているHさんには自信のほどがうかがえた。
デザイン美術コースのUさん(大和市立下福田中学校出身)は、「橘学苑に進路を決めたときから美術を志すという自覚ができて、美術への興味が深まりました」と話す。
現在は美術大学進学を希望し、油絵に取り組みたいとがんばっている。橘学苑では様々な美術に挑戦をする機会がある。水彩、油彩、陶芸、木工などに加えて、Uさんは映画制作もやり遂げている。「油絵の前は映画学科に進もうと考えていた」そうで、橘学苑が進路に悩む生徒の挑戦と模索をサポートしているのがよくわかる。
特進選抜コース(現・特別進学クラス)のKさん(川崎市立南加瀬中学校出身)は「勉強一筋の怖そうなイメージがあったけど、みんなフレンドリーで、一緒にがんばれる仲間が多い」とクラスのことを話す。
先生方も授業中にさまざまな話題を話すという。その内容は好奇心を刺激するもので、進路を決める参考になっている。Kさんもそうした話題の中から地方のお祭りや口承伝承に興味を持ち、史学科に進路を決めたと話してくれた。
3人の話から進学のための学力向上に加えて、高校卒業後の進路を「探す」ためのサポートが充実していることがよくわかった。
最後に受験生へのメッセージを聞いた。
Hさんは「自分の力を信じて最後まで走りきってください」。
Uさんは「絵が好きだったら幸せになれる場所です」。
Kさんは「分からないことも気兼ねなく聞けて、毎日楽しく勉強できる環境です」
(よみうり進学メディア編集部)
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