「アドバンス」「スタンダード」「情報」の3コース制。生徒の個性に合わせ、それぞれが描く理想の高校生活を実現する柏木学園高校。
進学に特化したアドバンスコース2年のYさん(厚木市立林中学校出身)はオーストラリア研修に参加、ホームステイしながら現地の学校へ通った。「学校で朝と授業終わりの2回、毎日取り組んできた英語学習が役に立ちました」。覚えていた単語を並べる会話からスタートし英語のみの10日間、だんだん耳が慣れてきた。「日本に戻ってすぐ、いつものネイティブ先生の会話が聞きとれるようになっていて驚きました」。現地ではさまざまな価値観に触れる異文化体験もあり「相互コミュニケーションには、正確な英語表現が必要だと進路を決めるきっかけになりました」。
部活も進学も頑張るスタンダードコース2年のKさん(相模原市立串川中学校出身)はバドミントン部の部長。30人超の部員をまとめ関東高等学校バドミントン大会男子学校対抗戦に出場。「未経験者が多い部なので、伝え方を工夫しています」。毎日のあいさつはしっかりと、相手への礼儀を忘れない。「部活での心がけは後輩へというよりも、ぜんぶ自分のためになっていると思います。社会に出た時に通用する人になりたいという思いで、成長できていると実感します」。
専門知識と技術を身に付ける情報コース3年のMさん(藤沢市立羽鳥中学校出身)は検定資格の取得に取り組んだ。「2年生の簿記の授業は1週7時間でとてもたいへんだったけれど、先生が分かりやすく教えてくれました」。検定前には部活後に自習室で猛勉強し、簿記3級にみごと合格。さらに情報処理など数々の検定で1級を取得している。「自分が取れるとは思っていなかった、自分の力をこの学校で発見できました」。
3人が揃って口にしたのが先生方の手厚いサポート。勉強の質問や進路の相談をしやすく、それぞれの生徒に合わせた指導を受けられる。先生のアドバイスから学びの可能性の幅が広がり、進路の発見につながっていく手ごたえを感じるそうだ。
最後に受験生へ「『君ならできる』。自分が持っている可能性を大切にしてください」と応援メッセージをくれた。
(よみうり進学メディア編集部)
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