熊谷工業高校は昭和41年、熊谷商工高校から分離独立する形で誕生し60年を迎えました。
工業スペシャリストの養成を使命としますが、スポーツ強豪校としても知られています。ラグビー部は全国優勝も経験しています。
土木科は県内唯一
学科構成は次のとおりです。
●建築科
●土木科
●電気科
●機械科
●情報技術科
このうち機械科と電気科はすべての工業高校に設置されています。建築科は各地区に１校ずつ、計４校あります。
土木科は熊谷工業だけの学科で、道路・橋・ダム・トンネルなど社会インフラの建設に関してその基礎的な知識や技術を学びます。
建築科は卒業時に二級建築士受験資格が得られます。
電気科は電気工事士の資格取得にも取り組んでいます。
機械科にはマシニングセンタや３Ｄプリンターなど先端設備が多数導入されています。
情報技術科はＡＩやドローンの研究にも取り組んでいます。
全学科で１年次にインターンシップ
同校では１年次に全学科の全員がインターンシップを行っています。
インターンシップは就業体験などとも言われ、数日間実際に企業などで仕事を体験します。
１年次にこれだけの規模と内容でインターンシップを行う例は全国的に見ても少ないそうです。企業の協力がないと実現できませんが、そこは地元での評価が高い同校では、受け入れ企業は十分とのことです。
生徒たちは学校での学びが企業現場でどう生かせるのかを知り、その後の勉強にも一層力が入るようです。
３年次には４大進学コースも編成
卒業後の進路は資格や専門知識・技術を生かした就職が主となりますが、近年は工業系大学等への進学希望者も増えています。
そこで同校は、３年次に各科から希望者を集め「４大進学コース」を編成するなどして進路実現をバックアップしています。
◆直近の学校説明会情報
▽第１回学校説明会／７月26日（土）
▽部活動体験会／８月７日（木）・８日（金）
▽体験入学／８月21日（木）・22日（金）
（よみうり進学メディア編集部）
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