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武相高校(横浜市港北区)/サッカー部 「選手権二次予選へ! 勝利を目指すサッカー部 」

学校名の由来となった武相台の丘の尾根に立つ武相高校。高台にあるグラウンドは広々とした青空に浮かんでいるような開放感がある。そのグラウンドで、朝早くから汗を流していたのはサッカー部だ。

「二次予選ベスト8を目指しています」と語るのは、体育コース3年生でフォワードのNさん(横浜市立中川中学校出身)。
武相高校サッカー部は今年6月、全国高校サッカー選手権の一次予選でブロック優勝を果たした。9月からの二次予選に向けて気合いが入る。

現在、総勢60人が所属。
総合コース2年生でミッドフィルダーのFさん(横浜市立都田中学校出身)は2年生キャプテンを務めている。大人数の練習の段取りなどに苦労する一方、「大勢の部員で声を出して気持ちを盛り上げていくのは楽しい」と話す。

練習は週6日で、平日は放課後に2時間、土日祝日は暑さを避けて午前中の早い時間に行われる。走り込みは特に重視されており、Nさんはハードだと話す。

厳しい練習を経て上級生が身につけた力を、肌で感じているのが1年生だ。
体育コース1年生でミッドフィルダーのKさん(横浜市立篠原中学校出身)は4歳からサッカーを始めた経験者で、「3年生と練習をしていると強度の高さを感じます」と選手としての総合力やプレーの高度さを話した。

 

3人にサッカー部の特徴を聞いてみた。
Nさんはボールを持ち続けてパスをつなぐポゼッション型の戦術を特徴に挙げた。
連携が重要となるこの戦術において、Fさんが話す「先輩後輩の垣根なくコミュニケーションがとれる雰囲気」が、戦術の実践に好影響を与えているようだ。Kさんは「練習中と練習後のメリハリがあり、仲の良さを感じる」と部内の雰囲気を話した。

サッカー部では毎週水曜日「しんよこフットボールパーク」で、中学生を交えた練習会を開催している。取材した3人も中学時代に参加しており、入学を後押ししたという。
練習会への参加は武相高校サッカー部のSNSで随時募集をしている。3人は「興味のある中学生には、ぜひ参加してほしい」と熱を込めてメッセージをくれた。

 

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(よみうり進学メディア編集部)

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