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千葉 高校レポ
2025.9.16

千葉学芸高校(千葉県東金市)/ ゴルフ部 「全国大会常連、名門ゴルフ部の強さの背景」

千葉県東金市にある千葉学芸高校。トッププロ選手も輩出している同校のゴルフ部は、毎年全国大会に出場する強豪校として知られている。
現在、ゴルフ部には8名の部員が在籍しており、そのうち6名が1年生だ。練習は月曜日から金曜日まで週5日行われる。経験者と初心者の割合は半々で、高校からゴルフを始める生徒も多いという。

部の強みについて、顧問の石井先生は「歴代の先輩方が築いてきた実績と、恵まれた練習環境です」と語る。1969年の創部当初から新千葉カントリークラブを練習拠点としており、日々、実践的な練習を積むことができる。
練習では、技術指導はもちろんのこと、精神面やマナー指導にも力を入れている。「しっかりとした挨拶やマナーを守ることを心がけるよう、常に部員たちに伝えています。ゴルフを通じて、人として成長してほしいですね」と、人間教育を重視している姿勢が伺えた。

 

取材に応じてくれたのは、部長のKさん(千葉市立蘇我中学校出身)。中学3年の時に同校ゴルフ部への入部を決めたという。
ゴルフの魅力について聞くと「可能性が無限で、限界がないところです」。その理由を詳しく尋ねると「ゴルフはボールを打つ一瞬だけでなく、ほとんどの時間を歩いたり、次の戦略を考えたりして、メンタルや人間力が結果につながっていると思っています。技術だけではなく、メンタル面で意識できることなど、自分で工夫する余地が無限にあるところが面白いです」と話してくれた。
学業との両立については「本校は90分授業なので、他の学校よりも早く放課後になります。午後3時半には練習を始められるので、メリハリをつけて両立しやすいです」と話す。
同校は伝統的に一日3時限の90分授業を実施しており、学習時間を確保しつつ、同時に部活動など課外の活動にも時間を取りやすい時間割になっていると紹介してくれた。

最後に、ゴルフを頑張りたいと考えている中学生に向けてメッセージをもらった。
「ゴルフは生涯できるスポーツです。年上の人たちとも関わる機会が多く、社会に出ても役に立つマナーや人間性を身につけることができます。初心者の方も大歓迎なので、ぜひ一緒にゴルフをしましょう」と締めくくってくれた。

 

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(よみうり進学メディア編集部)

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